eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)の「第28回放射性廃棄物ワーキンググループ」
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第28回放射性廃棄物ワーキンググループ
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2016年09月05日 11:38
経産省資源エネルギー庁が主催した「第28回放射性廃棄物ワーキンググループ」に参加しました。

http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryo…haifu.html
経済産業省別館 9階944会議室 2016年9月1日午前8:00~10:00

議題「全国的な対話活動の取組及び科学的有望地の提示に係る要件・基準について」

資料などは下記に転載しましたので、ご参照ください。

同時配信をご覧になった方も多かったようですが、
記録動画 第28回放射性廃棄物ワーキンググループ は、開催当日9月1日は同時配信され、近日中に経産省HPで公開されます。

<会合のポイント>

・科学的有望地という言葉が国民の理解に与える印象や影響について

・新たに加えられた「好ましい地域」の区分に沿岸地域

・L2(特定放射性廃棄物第2種TRU廃棄物)の中深度貯蔵(余裕深度処分)

・地熱勾配と作業環境の可能性と矛盾

 委員の数名からは、国民に理解を求めるに際し、政府側が配慮すべき事柄を指摘する場面もあったが、
全体に科学的技術とか地球科学という分野のテーマのはずが、情報発信の示し方に終始していたため、
技術の安全性確実性や科学的な印象が薄い。

 女性委員からは「社会科学の知見を重視すべき」とした意見もあった。

 そもそも論になるが、「深地層処分」が核のゴミ最終処分にとって最善かどうか、この計画の可逆性や
変更可能性を感じさせないばかりか、どうも科学とは裏腹に「希望的観測」を祈るような心情で語り合っ
ている会としか観えない。

 北海道民の私の立場からすると、結果的にワンスルーの場や、特定放射性廃棄物のことはあとまわしにして
10万年の長期保管は同じ条件のTRU廃棄物を余裕深度処分して潤う存在があるのではないかと憶測したり、
沿岸域調査の必要性ばかりを強調する会の運び方にも不信感を覚えるばかり。

 資料などはベクレルフリー北海道のブログで紹介しているのでご覧ください。
http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2016/09/04/134836

(報告:ベクレルフリー北海道 マシオン恵美香)

議事次第(PDF形式:99KB)PDFファイル
委員名簿(PDF形式:128KB)PDFファイル
資料1 全国的な対話活動の取組及び科学的有望地の提示に係る要件・基準の整理(事務局説明資料)(PDF形式:1,043KB)PDFファイル
資料2 NUMOの対話活動の取組(NUMO説明資料)(PDF形式:2,196KB)PDFファイル
資料3-1 科学的有望地の提示に係る要件・基準の検討結果(地層処分技術WGとりまとめ)(案)(概要)(杤山委員説明資料)(PDF形式:874KB)PDFファイル
資料3-2 科学的有望地の提示に係る要件・基準の検討結果(地層処分技術WGとりまとめ)(案)(本体)(杤山委員説明資料)(PDF形式:2,165KB)PDFファイル
参考資料1-1 沿岸海底下等における地層処分の技術的課題に関する研究会とりまとめ(概要)(事務局提出資料)(PDF形式:446KB)PDFファイル
参考資料1-2 沿岸海底下等における地層処分の技術的課題に関する研究会とりまとめ(本体)(事務局提出資料)(PDF形式:902KB)PDFファイル
参考資料2 Japan’s Siting Process for the Geological Disposal of High- Level Radioactive Waste: An International Peer Review(経済協力開発機構原子力機関)(PDF形式:2,413KB)PDFファイル
参考資料3 「いま改めて考えよう地層処分」~科学的有望地の提示に向けて~(2016年5月・6月全国シンポジウム資料)(事務局提出資料)(PDF形式:4,159KB)PDFファイル
参考資料4 放射性廃棄物WG中間取りまとめ(PDF形式:2,106KB)PDFファイル

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