横浜コミュニティデザイン・ラボ公開コミュのイベント
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3/2 tvk横濱フューチャーカフェ・メディア分科会
【開催日】2009年03月02日(月) 【閲覧数】1,777
2009年03月02日 07:08
【参加者数】1名
【開催場所】神奈川新聞社12 階会議室 (横浜市中区太田町2‐23)
3月2日(月)に神奈川新聞社の会議室で「第4回横濱FutureCafe メディア分科会」をおこないます。

この事業は、テレビ神奈川が、都市・横浜の未来を考える「横浜アーバンデザイン研究機構(略称:UDCY)」の事業支援のもと開催している、オープンなトークカフェイベント「横濱FutureCafe」と連動する研究会です。

「横濱FutureCafe」は、「観光」「アート」「環境」などのテーマを設け、各界で活躍するゲストを招き、話を伺うとともに、来場者も交えたテーブルディスカッションを行うもので、横浜市開港150周年・創造都市事業本部の平成20年度「創造都市横浜推進事業補助金」の交付対象事業として、企業の協力・協賛を受け、横浜メディアビジネスセンター1階ヨコハマNEWSハーバーで昨年6月から毎月開催しています。

【参考】
▽ NEWSハーバーで横浜の「観光戦略」を考えるカフェイベント(ヨコハマ経済新聞)
http://www.hamakei.com/headline/3662/


「横濱FutureCafe メディア分科会」は、神奈川新聞社とも連携し、これまでに3回、非公開型で開催してきました。今回より、より多くのメディア・広告・IT分野などの企業や、研究者、行政関係者、市民活動団体等にも広く参加を呼びかけることとなりました。

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第4 回tvk横濱フューチャーカフェ・メディア分科会のお知らせ

日時:2009 年3月2日(月)15 時~17 時30 分 (17 時30 分~交流会 於.tvk NEWS ハーバー)
場所:神奈川新聞社12 階会議室 (横浜市中区太田町2‐23)
http://www.kanagawa-shimbun.jp/information/access.html

1)講演:「雑誌2.0 は可能か? ネットによって再構築されるメディアビジネス」
福岡 俊弘氏 株式会社アスキー・メディアワークス 『週刊アスキー』編集人
講演概要
ここ数年、雑誌の休刊が相次いでいます。昨年は講談社の『KING』、世界文化社の『GRA
CE』など、大型雑誌の休刊が続きました。一方で新創刊はほとんどなく、このままでは世の中か
ら雑誌そのものがなくなってしまうのではないかと危惧され始めています。この苦境の現状を「メ
ディア論」の視点から今回は語ってみたいと思います。また、そうした苦境の中での『週刊アスキ
ー』の新しい試みについてもお話しします。

2)事例紹介-1:「エリアドライブの取組紹介」 ~インターネット広告事業を中心に~
発表者:福井 二郎氏 株式会社エリアドライブ代表取締役社長

3)事例紹介-2:「100 円CM の取組紹介」 ~100 円単位の広告配信事業~
発表者:林 茂夫氏 株式会社100 円CM

4)オープンディスカッション

コメンテーター:坪田知己氏 慶応義塾大学SFC 教授
司会進行:杉浦裕樹 横浜コミュニティデザイン・ラボ 常務理事


<プロフィール>
■ゲスト講師:福岡 俊弘(ふくおか・としひろ) 氏
株式会社アスキー・メディアワークス 『週刊アスキー』編集人
1957 年生。89 年アスキー(現:アスキー・メディアワークス)入社。 92 年よりパソコン情報誌「EYE・
COM」編集長。97 年より『週刊アスキー』編集長。ほかに2 つの雑誌の創刊にも携わる。TBS ラジオ
『デジ虫』のパーソナリティー、『森本毅郎のスタンバイ』コメンテーターを各3 年務めるなど、ラ
ジオパーソナリティーとしての顔も。現在、『週刊アスキー』編集人。デジタルハリウッド大学客員
教授。
▽株式会社アスキー・メディアワークス
角川グループ関連企業。IT/パソコン情報を掲載したビジネス・実用系の「アスキー」と、ゲーム/
コミックなどエンターテイメント・カルチャー系情報を主とする「電撃」の2つのブランドを軸に、
コンテンツビジネスをクロスメディア展開している。
http://asciimw.jp/info/corp/


■事例発表者:福井 二郎(ふくい・じろう)氏
1997 年に神奈川新聞社に入社。以来一貫して新聞広告営業を担当。入社早々には同社の三浦半島エリ
ア営業担当をしていたこともあり、地域内のより特化した地域の特性を経験。その後1999 年からは
同社本社で、特に自動車メーカー、ビールメーカー、エネルギー会社など民間企業を中心に営業活動
を行った。2008 年6 月に社内ベンチャー企業として、ネット広告会社として株式会社エリアドライブ
を設立し、代表取締役に就任。
▽株式会社エリアドライブ
2008 年6 月に神奈川新聞社の100%子会社として、インターネット広告商品の企画・開発・運営を目
的に設立。ネットを中心とした広告代理業全般のほか、ヤフー、グーグルほかSEO対策、リスティ
ング広告、カナロコなどを販売中。また、Web サイト/モバイルサイト制作、会員等のデータベース
管理、コンテンツ制作も手がけている。
http://www.areadrive.jp/


■事例発表者:林 茂夫(はやし・じろう)氏
▽ 株式会社100 円CM
地域に様々点在する各種デジタルサイネージ(OOH、店舗内POP、施設内メディア等)を『100 円CM』
という概念でプラットフォーム化し、更に、地域新聞、フリーペーパー等のニッチメディアをクロス
メディアで活用できる仕組みを構築します。まずは、神奈川県内にある26 箇所のボウリング場のス
コアリングモニターを使い、15 秒CM を4回配信して100 円で提供します。
http://www.100yencm.com/


■コメンテーター:坪田 知己 (つぼた・ともみ)氏
日本経済新聞社 日経メディアラボ所長
慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特別研究教授
日経デジタルコア事務局代表幹事
情報社会論、メディア論、企業組織論などの著書、論文を公表し、各地で講演などを行う。日本のIT
専門家のヴァーチャル・コミュニティとして「日経デジタルコア」を発案し、運営にあたっている。
2003 年に「日経地域情報化大賞」を創設、地域経済、コミュニティの活性化、インフラの構築などに
取り組む優れたプロジェクトを顕彰、情報化リーダーの交流合宿を行う。'05 年3 月、新聞業界では
初めてのメディアビジネスの総合的な研究を行う「日経メディアラボ」の初代所長に就任。
http://www.jkokuryo.com/profile/tsubotaj.html


■コーディネーター:杉浦 裕樹 (すぎうら・ひろき)
NPO 法人横浜コミュニティデザイン・ラボ常務理事
ヨコハマ経済新聞を2004 年に創刊、編集長に就任。「みんなの経済新聞」のネットワーク拡大に努め
現在50 エリアで運営中。Y150 市民参加プラットホーム運営委員会委員として地域SNS ハマっち!、
写真アーカイブ「みんなの写真アルバム」などのICT を活用した市民参加の仕組みづくりに取り組ん
でいる。総務省が昨年度設置した「地域情報化アドバイザー」として各地の地域情報化の支援に取り
組んでいる。横浜市民メディア連絡会 運営委員、市民メディア全国交流協議会 運営委員 、観光情
報学会 正会員。



<tvk横濱フューチャーカフェとは?>
「tvk 横濱Future Cafe(フューチャーカフェ) 」は、都市・横浜の未来を考える「横浜アーバン
デザイン研究機構(略称:UDCY)」の事業支援のもと開催している、オープンなトークカフェイベン
ト。毎回、「観光」「アート」「環境」などのテーマを設け、各界で活躍するゲストを招き、話を伺う
とともに、来場者も交えたテーブルディスカッションを行うもの。
横浜市開港150 周年・創造都市事業本部の平成20 年度「創造都市横浜推進事業補助金」の交付対象
事業として、まちづくりに取り組むNPO 法人やキリンビール横浜支社のほか、ピー・アール・オー、
アッカ・ネットワークス、コメルなどのIT 企業の協力・協賛により、昨年6 月から横浜メディアビ
ジネスセンター1階のヨコハマNEWS ハーバーで毎月開催している。

http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/souzou/…new/pdf/08

◆ tvk 横濱フューチャーカフェ http://www.newsharbor.tv/futurecafe/


<tvk横濱フューチャーカフェ・メディア分科会とは?>
ブログ・SNS をはじめ、新たな情報技術を活用した新たな発信手段が浸透し「総発信者の時代」に
なったといわれています。新聞・テレビという既存のマスメディア企業は、輪転機/新聞宅配網ある
いは電波という(コンテンツの)「生産・配信手段」の独占によって利益を享受できていた時代が激
変する現状に戸惑い「今後どのように組織が存続できるのだろうか」という「防衛」的な議論を展開
する傾向があります。
また、「サービス・製品の消費者」が「情報の生産者」になり、相互が直接につながり、情報を共
有(Share)しあうことが可能な環境が進行しています。このため、広告業界もにおいても、多大な
費用をかけても、一方通行の情報流通を設計していたのでは、クライアントのサービスや商品を必要
な人に知らせることが難しい状況が生まれています。マスメディアは「グローバル/オープン/コラボ
レーション/シェア」というウェブ2.0 がもたらした力強い潮流によって、これまでのビジネスモデ
ルを破壊される恐れ抱きつつ、みずからが進むべき道を探しあぐねています。
一方、軽やかにその潮流に乗って新たなメディアを興し、展開し、進展する技術を楽しむように、
コミュニケーションをかたちづくっていく動きも生まれています。こうした情報をめぐる社会環境が
大きく動いているなか、物理的に区切られた「地域」という舞台で、情報を収集・加工・編集・配信
する営みを続けてきた神奈川新聞・tv k は、地域に必要とされるメディアであり続けたいと考え、ど
のようなビジョンを持ち、変化し続けるべきなのか、さまざまな模索・取り組みを続けています。
「イノベーション」を主題とする「横濱フューチャーカフェ」事業の一部である「メディア分科会」
もこうした取り組みの一環です。メディアや地域企業が、横浜・神奈川というリアルな地域でコミュ
ニケーションの創造に資する役割を果たし、新たな価値を生み出す組織として構造改革していくため
に、今何が必要か?
メディアの今後に関心を持つ方々とともに考え、つながりあう機会を提供します。
media_bunkakai0305.pdf

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