生中継をしてみませんか
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2009年05月04日 02:09
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生中継をやってみたいけど、イロイロ心配が、と言う方も多いと思います。
実際、どうなのでしょうか。 今回はそんな心配にお答えを。 さて、生中継をやったことによる「クレームや否定的反応」は、私の今までの経験では、生中継をやった後では何もありません。 好意的な反応ばかりでした。 やる前に、「やってくれるな」という拒否は、お役所からは何例もありました。 「参加者の顔が写ると個人情報保護法に抵触する恐れがある」というのが主な理由です。 権利問題をクリアする方法は簡単なんですけどね。最初から怖がってやりたくないだけなんです。 各種シンポジウムや音楽ライブなどのインターネット生中継を行ってきました。 「客足が奪われる可能性」は、以前は懸念される方がいましたが、今はあまりその点では問題になることはありません。というのは、実際のネット上の生中継をみることで、会場に来て聞く「生ライブ」とネット生中継は別ジャンルであるということが知れ渡ってきたからだと思います。 ネット生中継は、「生ライブ」に取って代わることが出来ないのです。わざわざ会場に足を運んでその空間をみんなで共有する素晴らしさは、何ものにも代えがたい魅力です。 ネット生中継は、行きたいけど都合で行けないから、少しでも関っていきたい人や、ちょっと興味があるければ、お金を出してまで行く内容なのかわからないから、お試しでみてみる、という視聴者がほとんどでしょう。どちらにしろ、内容さえ良ければ、次に繋がる拡がりをもった視聴者なのです。 ただ、そもそも公開できない内容だったり、講演内容そのものが商品だったり、あるいはネット中継やあるいはCDにすることさえ自分のライブの良さが伝わらないと言って、ライブハウスの生演奏だけで活動しているミュージシャンは、そもそも生中継自体をしようという発想もありません。 より多くの方に、自分のやっていることを知ってもらいたい、という方にこそ生中継をお奨めしています。 まあ考え方次第なんですが、例えば私の住む金沢区では、「ぶらり金沢散歩道」というインターネットのサイトを作っている方が居て、その方がネットに公開した内容をそのまま書籍にしました。 http://www.asahi-net.or.jp/~DC4K-KSYM/ この本が地元ではベストセラーになっているのです。ネットでも読めるのですが、人は活字になり装丁された「書籍」はネット上の「情報」とは別物と思っているようです。実際、パソコンを持って史跡めぐりはできませんものね。本なら、現場に持っていくことができますから。 余談ですが、昨夏のサザンオールスターズのコンサートに行ってきましたが、ちょっと驚きでした。 録音等を特に禁止していないのです。 wowowでも放送していましたから、そもそも自分で録音する必要もないのです。 しばらくしてコンサートのDVDやブルーレイも発売されました。 好きな人は8500円払ってライブに行き、帰ってから放送をみて、DVDも買っています。 それぞれの「良さ」があるからです。 つまり、内容さえ良ければ、あらゆるメディアで繋がりたいと思うのでしょう。 人は単に「情報」を求めているだけではありませんから。 |
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