9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
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2009年09月10日 08:28
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涼しく爽やかな日。
今日は学生さんの番組。 移動中継用パソコンもカメラも新しいものを使う。 セッティングに苦労。 使用する機材やソフトは常に同じものを使いたいけど、少ない機材のやりくりではそうも言ってられないし、何より経験値を上げることができるという前向きに考える。 華道や茶道という、若者らしくないプースを取り上げるなぁとも思ったが、若い方にはかえって日本古来の伝統的な文化のほうが新鮮に感じるのかもしれません。 録画 http://www.stickam.jp/video/179276675 うさこさんレポーター、勇さんのカメラで数ブースの取材。 夕方の片付け中に、某新聞社の取材を受ける。 開国博は失敗と言われているが、どう思うか、あえて良い面をというような内容。 中田市長の責任追及の議会招致については、市議会の過去の議事録を読み直せば、市議会自身の責任が大きく、去った者への責任転嫁でしかないこと。 確かに有料会場は「入場料金」の割には内容が希薄であり、企業に頼った「箱物イベント」の終焉を突きつけられた結果に。 反面、ヒルサイドを初めとした市民参加イベントは内容豊かで活況だった。当市民放送局をはじめ、市民にとって将来につながる大きな成果があった。 ベイサイドの有料会場は、企業参加が期待できないとわかった時点で方針転換すべきだったのに、それが出来なかった。今になって「横浜全体に集客」という路線に変えつつあるが遅すぎた。行政の硬直した縦割り組織の弊害でしょう。個々人は頑張っているのにね。それがうまく連動せずに生かされていなかった。イベントの運営全体に、現実をみない「たてまえ」だけの「硬直化」が目立った。開国博有料会場は行政主導イベントの悪い面だけ目立つ象徴的なイベントだった。 バトンは場違いで、開国博のイベントとしては完全な失敗。 ラ・マシンは、「安心安全」の泰平の平成日本に現れた「黒船」だった。市内に突如登場したときは大きなカルチャーショックを世の中に与えたと思う。 何しろ観客の頭の上を大きな鉄の塊の足がまたいでいくんですから。万一事故でも起きたらその後の開国博が中止になってしまったでしょう。 でも、ラ・マシンは今回の開国博の象徴だったと思う。 事なかれ主義で誰かに責任を任せてそれでよしとする、今の日本に一矢を報いた。何か事故が起きても、それは観客の自己責任なんですよ。そういう欧米的な思考を何でも組織に依存する日本人に突きつけた。 官僚に依存した日本が硬直化を起こして流動する世界から取り残されていくように、行政に依存した開国博も時代の流れに対応できなかった。反面、市民参加イベントは大盛況だった。(人数ではないですよ) これからの時代は、市民一人ひとりが自分で判断し行動していくことが必要であることを、大きな授業料を払って学んだ、有意義な開国博だったのかもしれない。 そう、大きな赤字が出たとしても、それは誰か他人の責任ではない、市民自らの責任であり、その結果を生かすも殺すも、市民自らの考え方次第なんですよ。 |
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「参考人招致」から
【返信元】 Re: 9月9日(水)の日誌 〜中間総括?〜
2009年09月10日 11:38
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話の発端は中田市長を「参考人招致」するという動きからなんです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090908/lcl0…002-n1.htm 有料入場者低迷によって大きな赤字が予想されるってことです。 でもねー、開国博をやるって聞いたときから、そんなことにお金をかける必要があるのか、ってのは大きな疑問として市民の中にはあったのです。(石原都知事のオリンピック誘致もね) 赤字以前にその予算の是非から議会は検討するべきだったんです。 ところが知り合いの市議に聞いても、何をいくらの予算でやろうとしているのか、さっぱり要領を得ない答えしか返ってこなかった。 だから市民参加が成功したと言っても、そもそも開国博開催自体に反対して参加していない市民も大勢いるのです。 でも、やってしまったことは、どんな結果でアレ、良い方向に進むよう「栄養」にしていかなければ虚しいでしょう。反面教師という言葉もあるくらいですから。 「責任追及」を誰かに任せて誰かのせいにして、それで一件落着では何の進歩もないですよ。 今回の、あるいは最近の出来事の中で、一番市民が学ばなければならないことは、「専門家」に任せておけば全てうまくいく、という考えを改めることだと思います。 そのためにも市民放送局は、市民自ら「見る」「知る」「考える」「つながる」ための「媒体」になっていきたいと思うのです。 |
Re: 9月9日(水)の日誌 〜中間総括?〜
【返信元】 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
2009年09月10日 10:44
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見方っていろいろあるんだなぁと思いました。
お金だけがすべてじゃないですよね。 (立場的に収支が予定外だと×という人もいるのは確かですが) 得るものがあれば成功かもですね。 |
Re[2]: 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
【返信元】 Re: 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
2009年09月10日 09:32
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毎日見ている橋本さんだからこその発言ですね
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Re: 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
【返信元】 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
2009年09月10日 09:27
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橋本@CITVさんの発言
ご苦労様 > > 夕方の片付け中に、某新聞社の取材を受ける。 > 開国博は失敗と言われているが、どう思うか、あえて良い面をというような内容。 > > 中田市長の責任追及の議会招致については、市議会の過去の議事録を読み直せば、市議会自身の責任が大きく、去った者への責任転嫁でしかないこと。 > > 確かに有料会場は「入場料金」の割には内容が希薄であり、企業に頼った「箱物イベント」の終焉を突きつけられた結果に。 発想の貧しさが、魅力を奪った。 > 反面、ヒルサイドを初めとした市民参加イベントは内容豊かで活況だった。当市民放送局をはじめ、市民にとって将来につながる大きな成果があった。 市民の発想が行政に勝った。ですね > > ベイサイドの有料会場は、企業参加が期待できないとわかった時点で方針転換すべきだったのに、それが出来なかった。今になって「横浜全体に集客」という路線に変えつつあるが遅すぎた。行政の硬直した縦割り組織の弊害でしょう。イベントの運営全体に、現実をみない「たてまえ」だけの「硬直化」が目立った。開国博有料会場は行政主導イベントの悪い面だけ目立つ象徴的なイベントだった。 企業参加に何を期待していたのかな 日産の中古車を見せられて、面白いはずがない。 > バトンは場違いで、開国博のイベントとしては完全な失敗。 子供に見せられない、子供向けのもの > > ラ・マシンは、「安心安全」の泰平の平成日本に現れた「黒船」だった。市内に突如登場したときは大きなカルチャーショックを世の中に与えたと思う。 > 何しろ観客の頭の上を大きな鉄の塊の足がまたいでいくんですから。万一事故でも起きたらその後の開国博が中止になってしまったでしょう。 文化的衝撃のあった黒船ですね 産業の中で発展した、機械を社会の要素として考えた点ですね 自動化されていない、人力操作は親しみがあってよかった。 日本人が同じものを作ったら、自動プロラム操縦かも 効率を必要とする産業では自動化は大切だが、蜘蛛には不要。 ただ、コストがかかりすぎるのであれば、ボランティアの参加できるシステムが欲しかった。 > > でも、ラ・マシンは今回の開国博の象徴だったと思う。 > 事なかれ主義で誰かに責任を任せてそれでよしとする、今の日本に一矢を報いた。何か事故が起きても、それは観客の自己責任なんですよ。そういう欧米的な思考を何でも組織に依存する日本人に突きつけた。 ラ・マシンを選択した責任者に1票 > 官僚に依存した日本が硬直化を起こして流動する世界から取り残されていくように、行政に依存した開国博も時代の流れに対応できなかった。反面、市民参加イベントは大盛況だった。(人数ではないですよ) 官僚が企業に依存しようとした発想の貧しさは 開国150年が泣く発想ですね 開国で気づかされたものは、独立自尊であったが、80年を経てもマッカーサーに日本人は中学生並みといわれたのも、無理からぬことですね > > これからの時代は、市民一人ひとりが自分で判断し行動していくことが必要であることを、大きな授業料を払って学んだ、有意義な開国博だったのかもしれない。 反面教師として有意義です > そう、大きな赤字が出たとしても、それは誰か他人の責任ではない、市民自らの責任であり、その結果を生かすも殺すも、市民自らの考え方次第なんですよ。 議会が問題であれば、議員の選択に問題ありですね |
Re: 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
【返信元】 9月9日(水)の日誌 ~中間総括?~
2009年09月10日 09:08
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とても簡潔に、わかりやすく総括いただき、ありがとうございます。
この観点、某新聞社のA記者は理解していたでしょうか。 感性として、こうした受け止め方ができる人が増えていくように、地道に発信していければと思っています。 |
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