いわき震災通信【第20号】
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2011年08月04日 13:25
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【8月4日号】
皆様、 豪雨と余震に見舞われた7月末から1歩抜け出して、8月に入りました。 いわき七浜に海水浴客の姿はありませんが、夏祭りのシーズンがいわきにも訪れています。 8月6日からは平で恒例の七夕祭が催されます。 11日には小名浜花火大会が、「NIPPON LIGHT UP」とタイアップする形で、規模はかなり縮小するものの開催される予定になっています。 そして、13日からのお盆の間はいわき市内のあちらこちらでじゃんがら念仏踊りの鐘と太鼓の音が響くことになります。 鎮魂と復興。二つの祈りを込めた祭りの日々になることでしょう。 昨日は、日本でLOHAS(ロハス)を最初に紹介したソーシャルアクションプロデューサーの大和田順子さん一行と一緒に、常磐湯本温泉の老舗旅館古滝屋の里見喜生若旦那の案内の下、津波の被災から立ち上がろうとしている道の駅四倉港や中央台ニュータウンに集中して建設されている仮設住宅などを見て回って来ました。 中央台ニュータウンという新興住宅地の空き地には、いわき市・広野町・楢葉町それぞれの被災者向けの仮設住宅がエリアを区切って建設されています。 真新しい木の香りのする木造の仮設住宅がある一方グレーのプレハブもあり、商店のあるエリアまでは自動車がなければ移動も難しい状況です。 2年の期限付きの提供住宅での生活ではあっても、少しでも快適に過ごせるような工夫が出来ないものかと考えさせられる部分が多々ありました。 大和田さんとは、7月15・16日に宮城県亘理町で開催された「結プロジェクト第1回車座in 亘理町」(主催:東北と首都圏女性の交流による・結プロジェクト実行委員会)でお会いしました。首都圏など他地域の方々と繋がることで、今後のいわき再生に向けた力やアイデアを何倍にも増幅できるということを、震災後の体験の中で私自身はずっと感じ続けてきました。 今回の訪問から次にどんなビジョンが生まれてくるのか、楽しみでなりません。 まさに、ピンチをチャンスに!です。 いわき観光まちづくりビューローから、東日本大震災により甚大な被害を受けた福島いわきエリアの観光と産業の復興を図るため、いわき観光共同キャンペーン実行委員会とJR東日本水戸支社共催で行われる「来てくんちぇ!いわき・福島 全国キャラバン」の案内がありました。 これは8月1日より約1ヵ月間、東日本エリアの主要駅にて開催されるものです。 会場では、いわきエリアの観光情報の紹介や名産品等の物産販売、「フラガール」によるフラショーが行われます。 ■開催場所及び日時 開催日時 開催場所 8月1日(月) 11時〜19時 上野駅 中央改札グランドコンコース 8月2日(火) 11時〜17時 東京駅 ※地下1階動輪の広場 8月9日(火) 11時〜17時 盛岡駅 2階北側コンコース 8月10日(水) 11時〜19時 仙台駅 中央口改札前 8月18日(木) 11時〜17時 長野駅 ※中央改札口前 8月22日(月) 11時〜19時 大宮駅 西口イベント広場 8月23日(火) 11時〜19時 高崎駅 西口 8月29日(月) 11時〜19時 千葉駅 東口 8月30日(火) 11時〜19時 横浜駅 西口 8月31日(水) 11時〜19時 水戸駅 改札口前 ということで、この物産品の一つとして、本会の「がんばっぺいわき」ワッペン付きトートバッグの販売も行っていただけることになりました。 品数が少ないので、沢山の品々に紛れてしまうかもしれませんが、お近くで開催の折には覗いてみていただければと思います。 吉田恵美子 特定非営利活動法人 ザ・ピープル 理事長 事務局 〒971-8101 福島県いわき市小名浜字本町11-1 まちづくりステーション小名浜内 TEL・FAX 0246-52-2511 携帯 090-2881−3107 URL:http://www.iwaki-j.com/people/ いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター センター長 事務所 〒971-8164 福島県いわき市小名浜寺廻町1−10 TEL/ FAX 0246-92-4298 http://onahama-volunteer.jimdo.com/ ※ センターの名称・住所・ファックス番号など変更になっております |
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