子どもの放射能被曝を避ける為に
ふくしまから県外に避難している人は多い。
避難者どうしのネットワークもできつつある。

そんな中である福島県外に避難している母親から
他の避難者に向けた励ましのメッセージが届いた。
（本人には無断で掲載する事ご容赦ください）


『避難された皆さま

どうか、ご自分の選んだ道に自信を持ってください。

原発作業員が急性白血病で亡くなりましたが、
放射線との因果関係は立証されないとして、
報道も小さく終わってしまいました。

その人の被曝量が、外部被曝で0.5ｍＳｖ、
内部被曝はゼロという発表でした。
こんなの信じられません。

原発へ行く前の健康調査では、
白血球の数に異常はなかったそうです。
だったら原因はあきらかなのに。
これが現実だと思います。

国は、守ってくれません。
私はこの国に心底失望しています。
でも、この国の人間には失望していません。

起こってしまった事故は、もうどうにもなりませんが、
未来は作っていける。
未来を作るのは、子ども達です。
子ども達を守る行動を起こせた自分を、
もっと褒めてあげてください。

今は辛いけれど、子どもは命を守る決断をした親を、
尊敬して生き抜いて行くはずです。』


今、親も子どもも逃げるか、留まるかどう選択するか？
時間との戦い・・・・
その選択が間違っていないのかと親達は苦悩している・・・

国や県そして専門家への不信・・・
誰もが体験した事のない未知の分野で
子どもの将来を、子どもの命を守る為に
正に命がけの選択と決断・・・

ふくしまの親達の苦悩は続く・・

横浜市民の支援（避難受け入れ等）を今ふくしまの
子ども達は待っているのです・・・

全国の皆さまからふくしま県民や避難されている方々へ心温まるご支援や励ましをいただいている事に感謝いたします。