ESD(持続可能な開発のための教育)の「食べ物とごみ、地球温暖化そしてアジアの自然(概要)」
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食べ物とごみ、地球温暖化そしてアジアの自然(概要)
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2015年03月15日 21:30
今の子どもたちはあふれるほどの食べ物に囲まれています。
 しかしながらハウスで栽培される冬のトマトには、露地栽培の旬(しゅん)のトマトの約10倍のエネルギーが使われています。
 南半球から輸入される冬のカボチャにも、多大な輸送エネルギーがかけられています。
 こうして旬を無視した私たちの食生活のために、多大な二酸化炭素(CO2)が排出され、地球温暖化を進めるひとつの要因となっています。

 その一方で、国民ひとりあたり年間10万円の食べ物がごみとして捨てられています。
総額約11..1兆円(1999年)は、農林水産業の年間生産高約12.4兆円に匹敵します。
 
 また日本向け輸出で、エビの養殖場は東南アジアのマングローブを、パームヤシ栽培は熱帯雨林を破壊し、CO2の世界的な吸収源が失われていっています。同時に、現地の人たちの生活や文化も破壊しています。

 このプログラムでは、子どもたちの好きなカレーやスパゲッティといった食べ物を切り口に、食べ物がどこから来ているか、子どもたち自身に調べてもらいます。
そして上記の問題を知ってもらったうえで、

わたしに何ができるか、いっしょに考えていきます。

2時間授業×3回

(C)認定NPO法人環境市民、山田岳(ただすのもり環境学習研究所)
【問い合わせ先】
認定NPO法人環境市民 http://www.kankyoshimin.org/
ただすのもり環境学習研究所 http://tadasunomori-eco.jimdo.com/

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