よこはま発環境情報の「Hot Talk Now!?(ほっとくの)温暖化 第165号」
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Hot Talk Now!?(ほっとくの)温暖化 第165号
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2016年06月23日 12:00
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■ ■ ■ ■ ■ ■■■ 気候ネットワーク メ-ルマガジン
■■ ■ ■■ ■ ■ 「Hot Talk Now!?(ほっとくの)温暖化」
■ ■ ■ ■ ■ ■■■ 第165号(2016年6月16日発行)
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「市民のチカラで、気候変動を止める。」
気候ネットワークより月2回
地球温暖化問題を巡る最新情報をお届けします。

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■ 政府・国会・NGOの動向
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●2013年度の事業者による温室効果ガス排出量報告
 13日、環境省及び経済産業省は、地球温暖化対策推進法に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度により事業者から報告のあった2013年度の温室効果ガス排出量を集計、公表した。報告を行った事業者(事業所)数は、特定事業所排出者が12,466事業者(特定事業所:14,971事業所)、特定輸送排出者が1,358事業者であった。また、報告された特定排出者の温室効果ガス排出量の合計値は7億1,667万tCO2と、対象事業者が1000以上増えたことで前年度合計6億6,554万tCO2に比べて5,000万tCO2超増えている。
<http://www.env.go.jp/press/102664.html>

●エネ庁、改正FIT法省令案で新認定制度を提示
 7日、総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネルギー小委員会(第16回)が開催された。小委員会では、FIT
制度見直しの詳細制度設計と、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた施策の方向性について議論され、先の国会で成立した改正FIT法の省令案が示された。これを元に、今後1ヶ月間のパブリックコメントが行われる。
<http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene…u.html>

●資源・燃料分科会中間論点整理とりまとめ
 15日、総合資源エネルギー調査会 資源・燃料分科会
(第18回)の会合が開催された。地熱資源開発の現状と課題や、石油備蓄目標と備蓄に係る論点のほか、「次世代火力発電の技術ロードマップ」の報告もあった。石炭については、世界で「座礁資産」の議論が巻き起こっていることに対して、委員から「反論が必要」などとの意見が出たほか、水素利用については、再エネベースではなく、褐炭を活用し、産炭国でのCCSなどと組み合わせることが必要などと、化石燃料資源開発に前のめりな発言が続いた。
 また、こうした論点も含めた「資源・燃料分科会中間論点整理(案)」が示され、近日中に公表されることになった。
<http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shigen…u.html>

●環境審査顧問会火力部会、鹿島&常陸那珂の石炭火力「妥当」
 3日、環境審査顧問会火力部会が開催され。鹿島火力発電所2号機建設計画(出力約65万kW)準備書及び常陸那珂共同火力発電所1号機建設計画(出力約65万kW)準備書について審査があり妥当とされた。本件は、配慮書段階で環境大臣が「是認しがたい」と意見していたが、2月8日に方針を転換し、27日に公表した環境大臣意見書では条件付き容認の立場がとられたものである。月内に経済産業大臣の勧告が出されることとなっている。
<http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/safety_se…u.html>

●太陽光と風力発電、2025年までに平均発電コスト59%減少
 15日、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が発表した報告書によると、風力と太陽光発電のコストが、2025年までに最大で59%減少するとのこと。近年、太陽光と風力は劇的なコスト削減が見られたが、技術の進歩や市場の拡大によって、それが今後も続き、大幅なコスト低下が実現するという。これにより、化石燃料ビジネスから再生可能エネルギーへの転換が必須になるとされる。報告書には、太陽光発電の国別コストの比較があり、日本の価格が他の国に比べて最も高くなっていることが記載されている。
<http://www.irena.org/News/Description.aspx?NType=A&…D=1452>
<http://www.asahi.com/articles/ASJ6H62PTJ6HULBJ00C.html>

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■ 国際動向
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●丸川環境大臣、パリ協定の年内発効のために確認作業を進めていると発言

10日に開催された記者会見にて、丸川環境大臣は記者の質問に対し、「我々もG7の首脳宣言にあるような本年中のパリ協定の発効ということについての目標も念頭に置きながら、作業を進めている」と述べた。先月31日の記者会見では、「少なくとも(来年に開催される)次の通常国会中には(批准を)お願いしたい」と回答している。

G7伊勢志摩サミットの首脳宣言では2016年中のパリ協定の発効に努力するとしており、議長国の日本がこれを守る意思を示すかどうかに注目が集まっている。
<http://www.env.go.jp/annai/kaiken/h28/0610.html>


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■ 科学動向
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●北極海の海氷融解、過去最高のペースで進行
 米国立雪氷データセンターの観測によると、5月の海氷面積は最少を記録した。最小記録の更新は今年に入って1月、2月、4月に続き、これで4度目となった。5月は氷が融解するペースも速く、北極海で1日に失われた海氷の面積は、平均6万1000平方キロメートルで、1981~2010年の平均(1日あたり4万6600平方キロメートル)より約30%も多かった。
<http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/061300035/>


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◆◇◆気候ネットワーク活動報告◆◇◆(2016.6.2-6.16)
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・新規石炭火力発電所による 大気環境および健康への影響
~東京・千葉エリアと大阪・兵庫エリアのケーススタディ~を発表しました。(6/3)
・アンチコールマン第2話『新世界の中心で電力自由化を嘆く』と第3話『アンチコールマン/怒りの道頓堀』公開中ですので是非皆さんで見て下さい。<http://sekitan.jp/anticoalman/>
(6/10)
・【年次総会】気候ネットワーク総会を開催しました。(6/11)
・【イベント】気候変動シンポジウム「危険な気候の時代への対応」を開催しました。(6/11)
・【プレスリリース】環境大臣、西条発電所1号機リプレース計画を事実上容認~環境大臣は石炭発電3倍増強計画を許してはならない~を発表しました。(6/13)
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[気候ネットワーク・ブログ更新情報](2016.6.2-6.16)
・すすめよう!ナチュラル・ファイブ。日本を代表するノンフロン・自然冷媒の優良企業は!?(6/13)

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【温暖化防止・環境教育分野】
気候ネットワーク インターン生を募集のご案内(京都事務所)
詳細<http://www.kikonet.org/support/individual/2016-04-1…ip2016>


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■イベント案内■
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<気候ネットワーク開催>
【京都】
■歓迎されない『支援』~日本はなぜ海外の石炭火力発電に資金を出すのか~
日時:2016年6月17日 (金)18:30~21:00
場所:ウィングス京都(京都市中京区)
参加費:500円(会場・資料代として)
詳細URL:<http://www.kikonet.org/event/2016-06-17>


<他団体主催>
【京都・東京】
■国立環境研究所公開シンポジウム2016:守るべき未来と「環境」の今
~地球・生物・循環・安全・社会の半歩先を語ろう~
日時:【京都】2016年6月17日 【東京】2016年6月24日
会場:【京都会場】ロームシアター京都 【東京会場】メルパルクホール
参加費:無料
主催:国立研究開発法人国立環境研究所
詳細・申込み:<http://www.kikonet.org/event/2016-6-17>

【奈良】
■第12回 近畿の環境団体情報交流会~キラリ!未来へつながる2日間~
日時:2016年6月24日(金)12:30~6月25日(土)15:00 (1泊2日)
会場:生駒山麓公園ふれあいセンター
参加費:一般7,000円(宿泊・食費3食・税込)/発表しない団体(参加費)8,000円/エコネット近畿会員
5,000円、学生 4,000円
主催:特定非営利活動法人近畿環境市民活動相互支援センター・一般財団法人セブン-イレブン記念財団
詳細:<http://www.econetkinki.org/blog160201173258.html>

【東京】
■洞爺湖から伊勢志摩、そして2023年へ G7サミットNGO活動報告シンポジウム
日時:2016年6月28日(火)14:00~16:30(開場13:00)
会場:東京ウィメンズプラザ 第一会議室
申込先<http://ow.ly/haVs300ZJ4e>
主催:2015年G7市民社会プラットフォーム共同事務局
(国際協力NGOセンター(JANIC)、動く→動かす)

【京都】
■これからのエネルギーとのつきあい方―電力自由化と脱原発の関係―
日時:2016年6月28日(火)10:30-12:00
会場:ヒロセビル会議室(京都市中京区)
参加費:コンシューマーズ京都個人会員300円、一般500円
主催:NPO法人コンシューマーズ京都
詳細・申し込み:
<http://consumers-kyoto.net/info/%e7%83%8f%e4%b8%b8%…9b%9e/>

【岡山】
■シンポジウム 森のチカラ、地域のチカラ、再発見!
日時:2016年7月23日(土)13:30~16:30
会場:高梁市文化交流館 中ホール
参加費:無料
主催:認定NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会
申し込み:FAX:086-232-0363またはメール:enemira@okayama.email.ne.jp


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◆気候ネットワークは、地球温暖化問題に取り組む環境NGOです。
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<私たちはめざします>
○人類の生存を脅かす気候変動を防ぎ、持続可能な地球社会を実現すること
・世界の温室効果ガスを大幅に減らす国際的なしくみをつくる
・日本での持続可能な低炭素社会・経済に向けたしくみをつくる
・化石燃料や原子力に依存しないエネルギーシステムに変える
・市民のネットワークと協働による低炭素地域づくりを進める
・情報公開と市民参加による気候政策決定プロセスをつくる

活動は皆様のご支援に支えられています。ご入会・ご寄付等のご支援をどうぞ
よろしくお願いいたします。ご入会手続きは、ホームページからもできます。
<個人・団体 年会費:一口5,000円、学生会員:2,000円>
URL<http://www.kikonet.org/support/group/member>

【毎日のクリックで、気候ネットワークを支援することができます】
気軽にできる社会貢献を提案するサイト「gooddo」 に設けられている
気候ネットワークのページにアクセスしていただき、【応援する】を
クリックすることで、ポイントに応じた支援金が気候ネットワークに届きます。
毎日のちょっとした時間に、【応援する】をクリックして、ご支援下さい。
(クリックする方に支援金の負担が発生することはありません)URL<http://gooddo.jp/gd/group/kikonet/>
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