eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)の「丸木美術館での川柳句会から」
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丸木美術館での川柳句会から
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2016年12月11日 13:53
テント日誌12月9日(金)
経産省前テントひろば1807日後   

丸木美術館での川柳句会から 12月4日(日)
12月4日(日)、脱原発青空川柳句会が、丸木美術館にて川柳吟行を行いました。お天気も良く、有名な原爆の図を鑑賞したほか、1月14日まで展示されている「経産省前テントひろば」にあった〈反原発美術館〉と久しぶりに対面して感激ひとしおでした。講評は乱鬼龍氏、参加者は6名。国会正門前の平和通信さんに同行取材いただきました。宿題の「反戦」「反核」に12句ずつ投句がありました。今回はいつもと趣向を変え、参加者全員が「反戦」「反核」それぞれ2句ずつシール投票の形で選びました。 (I・K)

<反戦>(12句)
●3点句(2句)
内紛に派遣自衛官無駄死にか - 藤康
血を流す覚悟と言うな人殺し -  芒野
●1点句(6句)
戦争を憎むから行く抗議デモ -  わかち愛
国と国戦うなかれ敵は内 -  蘭綺麗
自衛官あなたの敵はアベ晋三  - へらずぐち亭誤字脱字
隷属の駆けつけ警護アフリカへ  - 藤康
悪政に請求したい交通費  - へらずぐち亭誤字脱字
ヘイトデモ背にチョゴリ着てハグ求む  -  蘭綺麗

★乱鬼龍選
国と国戦うなかれ敵は内 - 蘭綺麗
血を流す覚悟と言うな人殺し  -  芒野

※選外(4句)
戦争をしたいよボクはまずトバク  - はてな
戦場へ子は送らぬと自衛隊の母  -  わかち愛
強行だ強行するぞ最後には  - はてな
平和主義育て直して世直しだ  -  芒野

<反核>(12句)
●3点句(1句)
原爆の図の裏に見るフクシマよ  - はてな

●2点句(2句 )
傘の下こっそり狙う核保有  - 蘭綺麗
避難者の肩身狭める帰還策  -  芒野


●1点句(2句 )
核電気平和利用と騙されて  - 藤康
核の傘生きてゆけるか黒い雨  -  わかち愛
放射能DNAを引きちぎり  - へらずぐち亭誤字脱字
反核の御旗はためく議事堂前  - 藤康
見えなけりゃ風評と言うエセ科学  -  芒野

★乱鬼龍選
傘の下こっそり狙う核保有  - 蘭綺麗
避難者の肩身狭める帰還策  -  芒野

※選外(4句)
丸木位里 とし から数十年  - はてな
5年過ぎ補償賠償半減期  - へらずぐち亭誤字脱字
アメリカが怖いからまた犬になる  -  わかち愛
核を捨て平和を拾う現実派  - 蘭綺麗


賑やかな一日だった 12月7日(水)
今日は水曜日担当のメンバー4名で設営し、設営はすぐ終わった。その
あとすぐ、「新・もんじゅ訴訟」の裁判を傍聴してきたKさんたち3人
が来てテント前でお弁当を食べ、午後のもんじゅ裁判の報告集会(参議
院議員会館)の時間まで座り込みに参加。今日は天気予報だとすごく寒いということだったが、そうでもなかった。でも、カイロの世話にはなった。

1時過ぎに警官がきた。「今日は何時まで行うのか」と聞いてきたので、「わからない」と答えると「そうですか。気を付けてください」と言って、車両に乗り込んでいった。

Bさんはマイクでしゃべった。そのほかの者は、代わるがわるにチラシを撒いた。ほとんどの人は受け取らないが、受け取る人もいる。
午後1時過ぎに当番のOさんが来られ座り込み。続いて、水曜日によく来る茨城のSさんが来て、夜の九電・東電抗議までの間と、自分のチラシを撒いていた。
Sさんは大分市の九電前で、毎日2~3名の人が抗議行動をしているということを話してくれた。励まされる話だ。2時前に、遅番のSさんが来る。少ししてSタモツさんも来る。今日の話題の一つに「カジノ法案」があった。

3時前に、本日の第5回「新・もんじゅ裁判」の口頭弁論で意見陳述をされた原告の松田正さんと「もんじゅ西村裁判」の西村さんが来られた。松田さんは主張を一言で言えば、原発は間違っている、もんじゅは間違っているということだと言っておられた。裁判ついていろいろ話された。ともかく、経産省前座り込みなど、こうした抗議
にぎやかな1日になった。(T・I)を続けていることが重要ですと言われた。明日はもんじゅ廃炉の集会(日比谷野音)がある。

さらにCさんが来た。 遅番のTさんが来た。


何というか・・・スタンディングオベイションです  12月8日(木)
準備は2人で。経産省前にはすでに二人。地裁前が騒がしかったので行ってみた。国際立憲主義の実現を!のチラシ配布だった。ところが、自転車で経産省前に戻ってびっくり。
何とお巡りさんが5人も(正確には機動隊3人 丸の内署2人)。座り込んでいる3名の女性になにやら言っている!!!iさんには{この横断幕は誰のものか」の「質問。iさんの「経産省テントのもの」「いつもやっているのよ」に対しても「やめてほしい」などなど。0さんには傘を止めてください!としつこく迫った。
何を言っているんだ! いつもやっているんだ! 良い天気の日だけ5人も来て! 言いたいことがあれば雨の日や雪の日にも来たらどうか! 都合のいい時に都合のいいことだけ言うんじゃないよ!!
もっと悪い奴を追いかけろ! 沖縄で不法行為を繰り返している自衛隊や警察を逮捕したらどうか!!
「今日は寒いですが大丈夫ですか。体に気を付けてください」と声をかけてくるお巡りさんが沢山いる。ところがお前たちはどうだ。良い天気の日だけ5人も来て、挨拶もしない。傘をどけろ!とは何だ!等々まくしたてたら黙って帰った。(T)



「車イス」を撤去してください? 12月9日(金)
11時に事務所到着。間もなくTさんが到着。Oさんも暫くしてから到着。OさんはPCに向かい何やら仕事を始める。僕ら二人は台車とワゴンにテーブルとトラメガや椅子やポールも積み込み準備をする。もう汗が出て来た。そう言えば、防寒対策としてホカロンを4枚貼ってきた事を忘れていた。上着とセーターを脱ぎ身軽になって事務所を出発した。途中、「酔心」で弁当を調達し、経産省前に向かう。経産省正門前につき、椅子を並べ幟旗とバナーをセットし、座り込みを開始。ちょうど12時。

今日は東京新聞が取材に来ると、昨日のさようなら原発の集会に折りにYさんから聞いた。先週の座り込み報告の中にある警察官の「車イスを撤去してください」という表現である。これについてインタビューをしたいと言う。私が書いた内容だが、改めて読んでみると誤解を受けてもしょうがない表現かなとも思う。

実状を話すと、若い初々しい制服警官が、おどおどしながら我々に声を掛けてきたのである。「パイプ椅子」と言うべきところを「車イス」と言ってしまったのである。可哀想に、上官に命令されてきたのであろう。やっとの思いで出てきた言葉が「車イス」であったのだ。その後彼が訂正するつもりで「椅子を撤去してください」と言ったのである。その辺の事情をちょっと書けば良かったのを、私が言葉足らずで、そのままメール送信してしまった。今となってはもう遅い。東京新聞の記者には迷惑をかけてしまった。また、このテント日誌の読者諸君にも迷惑を掛けていたかもしれない。お詫びをします。東京新聞の記者には大阪府警の機動隊の「土人」発言の東京番かと思わせてしまったようである。それにしても、新聞記者が我々のテント日誌に目を通してくれていることに感謝する次第である。

事のついでに、この座り込み以外に郡山金曜連帯行動やいわきへの行動、更には希望の牧場への見学等取り組みの幾つかを話してみた。川俣や飯館や南相馬へ行く途中の道々の左右には山のように積まれたフレコンバック、そしてそのフレコンバックの山を覆い隠す様に深緑のカバーをかけたり背の高い塀を建てて中身を隠したりしている事を、写真を見せながら話したりすると、記者は知らなかった。吉沢さんのことは知っていたが、希望の牧場の現地には行ったことがないと言う。是非、メデアの人には福島の現実をもっともっと知ってほしい。高線量の現地に行く難しさはあるが、是非現地を見てほしいし、報道してほしい。(S・S)


経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その12
東電賠償・廃炉費用、老朽の託送料金上乗せに反対
~安倍政権も官僚も、原発ゼロの会(国会議員78名)の談話を尊重せよ~
木村雅英(経産省前テントひろば)

 12月7日超党派の議員連盟「原発ゼロの会」が記者会見をし、膨らむ原発費用を国民の電気料金に上乗せする政府の方針に反対する談話を発表した。「東電破綻処理し責任明確に」と訴え、経産省主導による東電・原発の救済策を非難した。東京新聞によれば、<会見で河野太郎共同代表(自民党)も「議論の前提となる数字が出てこないことに、自民党からも経産省に対して不信感が出ている」と批判した。>そうだ。
 安倍政権も官僚も「原発ゼロの会」の当然の主張を尊重するべきだ。
 以下に談話の大筋を引用する。
詳細はこちらをどうぞ。 http://genpatsu0.cocolog-nifty.com/

 東京電力福島第一原発(1F)事故の賠償・廃炉費用や老朽化で廃止をする原発の廃炉関係費用を託送料金に上乗せして回収するなど、電力会社の負担を軽減し国民負担を増大させる議論が経済産業省の「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」(貫徹小委)と「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)で進んでいる。前者は今年9月27日、後者は10月5日にスタートし、いずれも年内に一定のとりまとめをするという。
 国民的議論はもちろん国会の関与も一切ないままに原則を歪めた国民負担増大案がまとめられるのであれば言語道断である。これまでに提案されている託送料金上乗せ案(参考資料)には根拠がないか飛躍した論理が用いられており、そもそも議論の前提となる数字等も十分に公開されていない。
原発ゼロの会は各種費用の託送料金上乗せに反対するとともに、「原発の後始末費用」については原則に立ち返るべきであると強く主張する。
【総論】
1.既に東電賠償・廃炉費用は国民負担に転嫁されはじめている
2.東電債務超過回避のために費用見積りを隠すべきではない
3.老朽炉の廃炉関係費用の見積りを明らかにすべき
【東電賠償・廃炉費用について】
4.原賠機構一般負担金「過去分」はあり得ない
5.「使用済燃料再処理等既発電費」の前例を悪用すべきではない
6.1F廃炉費用の託送料金上乗せの根拠がない
7.1Fへの廃炉会計制度(廃止措置資産)適用には歯止めがない
8.東電破綻処理、株主・貸し手責任の完遂が前提
【老朽炉の廃炉費用について】
9.「安全神話」の反省がない
10.ベースロード電源市場とのバーターにすべきではない
11.廃炉促進の特別法で分割償却を担保すべき
12.託送料金上乗せは電力会社に不当な損益改善効果
13.会計制度を歪めるべきではない
14.「原発は安い」というコスト計算に意味はない


院内集会の案内「原発コストを問う~電力システム改革貫徹という名の東電・原発の延命を許さない~」

日時:2016年12月16日(金) 13時30分~16時30分
場所:衆議院第2議員会館第3会議室(定員最大60名)
対象:経産省・資源エネルギー庁(14時00分~16時00分、予定)
主催:経産省前テントひろば
紹介:参議院議員 福島みずほ事務所
テーマ:原発コスト

「使用済み核燃料を問う~核のゴミを放置して原発稼働してはいけない~」
日時:2016年12月20日(火) 13時30分~16時30分
場所:参議院議員会館B107会議室(定員約80名) 
対象:経産省・資源エネルギー庁(14時00分~16時00分、予定)
主催:経産省前テントひろば
紹介:参議院議員 福島みずほ事務所
テーマ:使用済み核燃料


丸木美術館「今日の反核反戦展2016」にて再建展示

◆ 岡志憧さんライブ・ペインティング
2016年12月10日(土) 制作開始10時ごろ、作品完成予定13~14時ごろ気鋭の現代アーティスト・岡志憧さんが、テントの布地に直接絵を描くライブ・ペインティング。

◆ 井上めぐみさん講演・写真展示「福島の涙は、私たちの涙」
2016年12月18日(日) 開始13:00、終了予定15:00
名古屋在住の井上めぐみさんは、2011年5月より被災支援場ランティアとして福島に通い続けています。原発事故=福島と一括りされてしまいがちですが、実際にはそれぞれの場所で、地震、津波、原発事故の被害や復興の加速度、被災者のお思いは異なります。…震災直後から福島に通い続ける井上さんに、原発被害にあった各市町村で見て来た現状を、地図とパネル写真を使ってお話いただきます。



12月10日(土)最高裁は地方自治の破壊を許さず、民意に寄りそう判決を 「辺野古新基地を許さない!12・10東京集会
時間:13時30分~ 集会後デモ


12月16日(金)午後5時から経産省前抗議行動。テントひろば主催
再稼働反対官邸前抗議 18時~20時 首都圏反原連


沖縄からの通信 12月9日(M・S)
紙面は、オスプレイつり下げ訓練の記事で埋め尽くされていますが、これはこれで読んでください。
更に、沖縄タイムスが沖縄関係税制の延長問題でいくつかの記事を掲載しています。これは翁長県政のアキレス腱で、高江での「苦渋の選択」の背景の一つとしてあるものです。沖縄関係予算とは別枠で、減税や交付金など県民の直接的な生活や企業活動に関わってくるもので、県政への「アメとムチ」の大きな部分です。5年から2年への短縮などは、命が縮められるようなもので、圧力としては大きなものがあります。
さて、昨日書きかけたことを続けます。

小西誠さんの『オキナワ島嶼戦争』が明日全国の書店から発売されます。SNSでは大きな反響が起きました。とくに辺野古や高江の関係者から一斉にリツイートが入りました。メディアではまったく報じられていない問題ですので、小西さんも厳しいだろうと語っていたところ、反響の大きさを伝えると彼も驚いていました。明日の朝刊に一斉に広告が掲載されます。そのFBでの宣伝を頼まれました。私としてもこれを大きな契機にしなければならないので、FBではかなりの力を入れてやるつもりです。

この本で書かれていることは、簡単に言ってしまえば米軍=自衛隊だということです。辺野古や高江についての基本的な認識は<沖縄の米軍基地問題>というのが大方の認識で、米軍=自衛隊問題は日本政府によって意図的に隠されてきたことです。ですから、ここまでは政府の目論み通りにきています。辺野古や高江ですら、一面的な理解だけで本当の辺野古問題を理解している人はほとんどいません。沖縄でも、辺野古の問題と先島の自衛隊配備問題は繋がらず、辺野古でたたかっている人たちは自衛隊問題には関心がないか、まったく知りません。また、先島は「オール沖縄」からも蚊帳の外に置かれてきました。これから、この認識の大転換をやろうというのですから、とんでもなく大変なことをやろうとしているわけです。

もう一つは、翁長県政と「オール沖縄」にとって決定的な試金石になります。翁長知事や沖縄県政は辺野古が米軍基地問題だということで初めて態度が明確にできたのですが、自衛隊問題となるとそうはいきません。国政の基本の防衛政策に異議を唱え真っ向から対立することになるからです。それがやれるのかどうかということです。たぶん、知事はオスプレイ問題や辺野古問題が何を意味しているのか分かっていなかったと思います。それでも、知事や「オール沖縄」を押し立てるしかたたかい方がありません。

実は、今日の記事の中で最も大きな記事は、那覇軍港の浦添移設を認めたという記事です。那覇軍港は米海軍基地ですが、もう米海軍は一部の原潜部隊以外は沖縄から撤退していません。再び沖縄に海軍基地を置くことなどありえません。誰が使うのかと言えば沖縄に基地を持っていない海上自衛隊に決まっています。となると、それを認めたということは、自衛隊配備には反対せず認める立場を明らかにしたということです。本来なら1面トップの記事になるはずですが、小さな扱いの記事扱いでした。自衛隊問題ではメディアが混乱したままです。

小西さんの本は、これら全体と、沖縄の今後を問うものとなります。その後に三上智恵さんの『標的の島~風かたか』が控えています。問題は以上のようなものとして設定されていて、今の私の関心はそのことに集中されています。とにかく、この局面をいかに闘うかを毎日のように考え続けているところです。三上さんのブログを貼り付けておきます。

三上智恵の沖縄撮影日記
http://www.magazine9.jp/article/mikami/22064/

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