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それぞれ歴史的な背景は違うものの、ほぼ同じ時期に「条約港」として、開港を迫られ、その後不平等条約を解消しながら、発展を遂げてきた中国の「上海」や韓国の「仁川」などにも興味があります。 仁川は、2002年に日韓共催で開催されたサッカーW杯のため、2001年に仁川国際空港を開港、韓国の海外への窓口として、一層の発展を遂げようとしています。 一方、上海は、中国経済急成長の代表都市として、2010年には、万博を開催します。 横浜が開港150周年記念のイベントで湧き上がる2009年の翌年です。 1842年の南京条約で開港した上海が、2010年の万博で「開港」と言うことをどの … [続きを読む] |
このあと勉強してみたいのは、「横浜産業史」です。 「横浜初めて物語」として有名なものは、開港直後に欧米から持ち込まれた技術が多いですね。都市インフラとしての水道、鉄道、鉄橋、電信電話、郵便など。その他、当初は外国人を相手に始め、その後日本人の間でも広まって行ったビール、パン、クリーニング、理容、家具作りなどもあります。 これらは東京に伝わり、日本全国に広がっていったのだろうと思います。 最大の輸出品目として繁栄したシルク産業や、貿易港として発展していく中で成長していった貿易関連業(商社、船舶、貿易為替取扱銀行、倉庫など)や造 … [続きを読む] |
ぶらり歴史散歩する“道“、”路”としては、まずは旧「東海道」があります。特に横浜市にはかつての宿場町が、神奈川宿、保土ヶ谷宿、戸塚宿と3つあるので、興味ある物、話が色々あります。(最初の浮世絵は神奈川宿です。) このシリーズの「36.すごいひと(その1)」(7月31日)でご紹介した「生麦事件参考館」のある生麦もあります。 以前ある会合でご一緒させて頂いた軽部紘一さんは、保土ヶ谷宿元本陣・軽部家当主で、有鄰第465号(平成18年8月10日)の座談会でとても興味深いお話をされています。 → http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_465/yurin.html 次に、「横浜道」が … [続きを読む] |
僕は苦手ですが、木や花にご興味のある方の歴史散歩の楽しみ方に、ほんの少しですが、ヒントを。 1860年から61年にかけて2度来日、神奈川・横浜に滞在し、江戸、長崎など日本各地を回って植物を採集して、本国に日本の植物を送ったプラント・ハンター(=未知の植物を採集する人たち)、フォーチュンRobert Fortune氏(スコットランド人)が、1863年に書いた”Yedo and Peking”が、「幕末日本探訪記 江戸と北京」(講談社学術文庫)として翻訳されています。 その中で、氏は次のように書いています。 「日本人の国民性で著しい特色は、下層階級でもみな生来の花好きであるということ … [続きを読む] |
来年の開港150周年にかけて、いろいろのイベントが企画されているようで、楽しみです。 僕は、昨年mixiのコミュニティ「横浜 ぶらり散歩」で、1年掛けて横浜のイベント・お祭りカレンダーを作ろうと呼びかけ、取材班も編成、ある程度歴史のあるものに絞り、参加する者の視線でレポートしました。 なるべく自分自身で参加して見てみようと、時間の許す限り、実際に行ってみました。 そんな中で、特に印象に残ったものをあげると、と言うことで、昨年12月27日のこのブログで、次のイベント・お祭りをご紹介しました。 これらに参加されることも、ぶらり歴史散歩の楽しみ方 … [続きを読む] |
横浜を研究した本、横浜について書いた本、横浜に住む(住んだ)作家が書いた本、など所謂「横浜本」を読むのも、より知識が増え、ぶらり歴史散歩をより充実したものにしてくれます。 「横浜本」といえば、何と言っても、野毛にある横浜市中央図書館の「ヨコハマ資料部門」のコレクションが最高です。 また、どのような方なのか全く存じ上げませんが、「ンボマハコヨ ~横浜開港150周年へのブックガイド」と言うタイトルのメルマガで、2年前の6月2日から来年6月2日までの3年間に150冊の「横浜本」を紹介してくれている方がいます。 → http://archive.mag2.com/0000197572/index.html … [続きを読む] |
横浜というと「西洋文化」と言うイメージがありますが、実際横浜に集まってきた人々にとっての娯楽は、伊勢佐木町を中心にした芝居、寄席、大道芸、その後の映画などでした。 伊勢佐木町は1867年に誕生、当初は20軒位の商店街でしたが、1870年に吉田橋が「鉄(かね)の橋」になってから人が集まり、大衆演芸(芝居、寄席など)の街になりました。 1905年には日本最初の洋画封切館オデヲン座が開館しました。 (同じ年に、有隣堂も開店しました。) いま横浜で「大衆演芸」を味わえる常設館を2ヵ所ご紹介します。 まずは、「三吉演芸場」です。(最初の写真) 横浜橋商店街の続き … [続きを読む] |
アメリカのマサチューセッツ州にプリマスPlymouthという町があります。きれいな港町です。 ここは、アメリカの歴史にとって非常に重要なところです。1620年にメイフラワー号に乗ってピルグリムら102名が上陸したところです。彼らが第一歩を踏んだ「プリマス・ロック」もあります。 多くのアメリカ人がここを訪れます。観光のポイントは、1957年に再建され、イギリスから航海して今ここに停泊している「メイフラワー2世号」と、1627年の開拓村を再現した「プリマス・プランテーション」です。 (左の写真が、プリマスの港に停泊している「メイフラワー2世号」、右は「プリマス開 … [続きを読む] |
横浜にはたくさん博物館、資料館があります。数少ない残されたものを集め、皆さんの研究成果により、いろいろの解説が加えられ、分かりやすくなっています。 前回の「想像力」を補強する意味でも、是非博物館、資料館には、足を運んでみてください。 今回の「横浜ぶらり歴史散歩」の中でも、 -開港記念資料館(常設のものに加え、テーマにあわせて色々展示がなされます。その研究成果はやはり抜群です。) -税関資料館(三塔のうちの一つ”クイーン”の1階です。) -シルク博物館(横浜港が何と言ってもシルク貿易で繁栄したにしては、やや遠慮気味です。「す … [続きを読む] |
5月12日から、40回にわたり「横浜ぶらり歴史散歩」を連載してきました。残りは、今までとは、少し切り口を変え、「横浜の楽しみ方」を少しでもご紹介できれば、と思っています。 横浜の歴史は、何と言っても150年と短いものです。 更に、横浜が不幸なのは、そのわずか150年の間に、関東大震災、米軍による空襲/主要設備の接収、などにより、ほとんどのものが残っていない、と言うことです。 でも、横浜の良さは、国内外の「好奇心」あふれる人々が、横浜に集まり、活躍したことです。その頃の「活気」はすごかったものと思います。ワクワクします。 ほとんどの建物が焼 … [続きを読む] |
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