あけましておめでとうございます。
私、レミングのDVD持ってます。ちょっと、今手元にないので、いつの公演かわかりませんが。。そういえば、友人の妹は、万有引力にいたなあとか、関内にあった「砂時計」って喫茶店に寺山さんの写真(新聞記事だったかも)が飾ってあったなあ、とか、いろいろなことを思い出してしまいました。
2009年01月10日(土)0:45~3:00NHK-BS2 トゥーランドットとは直接関係ありませんが、私が演劇を始めたきっかけである寺山さんの作品が久しぶりにテレビで放映されます。BSが地上波かどうかはさておき初放送みたいですよ。 私は再演されたとき、大家と王様ネズミ、それと都市の孤独の3番目-野球少年出口君のくだりをやっておりました。 まぁこういう芝居もあるんだ、と思って見て下さい~ ミッドナイトステージ館 昭和演劇大全集 『レミング 壁抜け男』 http://www.nhk.or.jp/bs/mdstage/ BS2 1月10日(土) 午前0:45~3:00(9日深夜)(予定) 『レミング 壁抜け男』 作・演出:寺山修司 出演:新高けい子、蘭妖子、根本豊、若松武、矢口桃 ほか 【1983年(昭和58) 横浜市教育文化ホールで収録】 寺山修司さん最後の演劇作品です。この公演は、寺山さんが亡くなった直後に横浜市教育文化ホールで行われたもので、このあと劇団・天井棧敷は解散、残されたメンバーは、万有引力をはじめ様々な場所に散っていくことになります。 「人力飛行機ソロモン」「ノック」などの市街劇で、劇場と外界との壁を取り払う試みを続けてきた寺山さんは、晩年には人間それ自体の壁を取り払うことをテーマにしていました。この「レミング」は、ある日アパートの壁が消滅してしまった一人のコックの身に起こる出来事をオムニバス形式で描いたもので、新高恵子さん率いる、「サンセット大通り」のヒロインが見世物一座に加わったようないかにも寺山的な集団はじめ、アパートには様々な人たちがやって来ます。 実はこのコックは、地下にひそかに母親を住まわせています。母は機会のたびに出てきて息子に世話を焼くのですが、これはもちろん、一時期「天井棧敷館」の1Fで喫茶店をやっていた、息子への異常な執着で知られる寺山の実母・はつさんのパロディです。やがて彼方から一大集団が現れ、大団円を迎えたかに思われる舞台でしたが、最後には観客自身がもっと巨大な壁の存在を知らされることになります。新高恵子さん、蘭妖子さん、根本豊さん、若松武(史)さんなど、往年の天井棧敷を支えたメンバーが総出演しています。 |