うむ。
楽しそうである。
Making of netday、の映像ってないのでしょうか?
プロジェクトXみたいな…
プロセスを経験したいものです。
オトナの働くビルもこうできたら、楽しいだろうに…
12/8(土)は、本番を直前にして各担当グループが最後の準備の詰めを行い、その成果を共有する日。休日の午後4時間をつぶして参加してくれた熱心なPTA、教師、地域、ボランティアのモチベーションは非常に高い。もちろん、各班「準備万端憂いなし」という状態になっていることに間違いはない。アドバイザーからの一言は「臨機応変にいこう!」というかけ声をかけるのみだった。 そんな大人の準備の影で、所在なく学校に来ている小学生たちがいた。各班別の活動になってすぐに、体育館のネットワーク整備とスカイプ会議の準備担当のこたつは、まず小さな実力者たちを仲間につけた。駐車場からの機材運搬が最初の仕事。大きなものはふたりで協力して、小5年から2年までの総勢8名がチームワークよろしく2往復。学校内を知り尽くしているだけに、普通の大人より大きな戦力になる。 ちょっとしたことなら、自分たちで説明書を探して、それを読んで対処する。なんでも「できませ~ん!」を連発する大人達に、この姿を見せてやりたい。興味があることなら、教えなくても応用力はつくものだ。日本の学力低下が叫ばれて久しいが、先生方には「楽しい学問に触れさせる」機会をもっと子ども達に提供してあげる心構えが大切。いや、先生ご自身が「勉強が好きになる」ことが重要なのではないかと感じる。 電源やネットワークのケーブルの配線もほとんど彼らにお任せ。養生の方法が最初分からなくてやり直しもあったが、すると三人がかりできちんと仕上げる。こいつらはただものではない..ということが分かる。いつも「群れて遊んでいる」という臭いがするのだ。 セットができたら、すぐにPCの前にたかって、隣同士の遠隔通信のデモが始まった。カメラの位置や方向、ピントまで勝手にさわって情報共有している。最初は喚声みたいなやりとりが、徐々にタイミングを計った会話になる。そして、すべての機能を理解したら、自然に群れが解かれていく。「イナゴの大群」と比較したら悪いが、未知なる興味にどん欲な子ども達の動きを感心しながらながめていた。 年少ながらリーダー役を担ってくれていたのが4年生のT君。2年の弟と一緒に参加していたが、これが素晴らしい兄ぶりを発揮。言うことやること、将来性を感じる素晴らしい素材だ。今日の本番でもいろいろ世話になることになるだろう。今の内に、リクルートを打診しておこうと思う。 今日の本番も、いつもの晴天のネットデイ。愉しくみんなの絆をつないできましょう♪ |