最近ずっと雨模様の日が続きちょっと腐りかけていましたが、昨日は久々に気持ちの良いお天気で、姫路医療センターまで心臓内科の外来診察を受診するために、地域SNSエンジン「OpenSNP」に実装すべく、今年度総務省事業で兵庫県が開発中の「GPSナビ連携機能」のデータ収集も兼ねて歩いて往復してきました。(GPS衛星監視付きなので寄り道やサボリができません..涙) データ収集といってもやることは簡単で、GPSナビ(GPSmap60CSx)とデジカメを持って、ひたすら歩いて写真を撮影するというミッションです。50歳を過ぎた白髪のおっさんがやっていると、なにやら不審者を絵に描いたような姿になります。連携機能の仕組みは、ざっと下記のようなものです。 1.GPSナビには、現地点の「緯度」「経度」「高度」に加えて「時刻」が随時保存されます。 2.デジカメで撮影した写真には、画像だけでなく「時刻」も記録されています 3.両者の時刻を紐づけて地図データの上に落としてみると、どこをどのように移動したのか、その経路に撮影ポイントの画像が落とし込んだ情報が可視化できるようになります。 OpenSNPを使ってこの情報を生成し、電子国土地図やグーグルマップまたは航空写真と組み合わせることにより、誰でも簡単に写真入りのルートマップが作成でき、それをPCや携帯を使って多くの人たちが利用できることになります。 で、「何に使うの?」というところが問題です。最初は登山をされる方がルートを記録していくツールとして利用を想定して開発していましたが、通学路のハザードマップづくり、徒歩で歩く観光地のルートマップづくり、商店街でのスタンプラリーマップづくりなどなど、利用方法が簡単なだけにいろんな応用事例が出てくることが考えられます。 現在対応させている「GPSmap60CSx」はちょっと高価(10万円くらい)なので、今後はより安価(数千円)のGPSナビへの対応開発も視野に、便利なツールとして活用できるように考えていきたいと思います。 |