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2008年01月25日(金) 
2008年1月22日、総務省省議室において、増田総務大臣臨席の下で地域情報化アドバイザーの発足式が開催されました。地域情報化アドバイザーについては、下記ブログをご参照下さい。
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=27622

当日は、アドバイザー27名のうち、リーダーである慶應義塾大学総合政策学部教授り國領二郎さん、特定非営利活動法人CANVAS副理事長の石戸奈々子さん、有限会社プリズム代表取締役の岸本晃さん、老テク研究会事務局長の近藤則子さん、日本経済新聞社日経メディアラボ所長の坪田知己さん、SOHOCITYみたか推進協議会会長の前田隆正さん、徳島大学・大学開放実践センター教授の吉田敦也さん、そしてNPO法人はりまスマートスクールプロジェクト理事長の和﨑宏(こたつねこ)が、増田大臣から直接激励の言葉と委嘱状をひとりひとり手渡して戴きました。

続いて、総務省幹部も交えた評価会構成員の先生方との意見交換。ここには、東京工業大学像情報工学研究施設教授の大山永昭さん、(独)メディア教育開発センター理事長の清水康敬さん、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構教授の中村伊知哉さん、株式会社豆蔵取締役の萩本順三さん、株式会社野村総合研究所理事長の村上輝康さん、千葉大学大学院工学研究科准教授の村木美貴さんが、それぞれの見知から地域情報化アドバイザーの取り組みについて期待を述べられました。

この意見公開会の中で気が付いたのは、いわゆる「大御所」と言われる先生方と、我々と年齢の近い比較的若い先生方とで、施策への受け止め方が異なることです。年配の方々は総じて、地域情報化アドバイザーの実践者の方々のノウハウを取り纏めて新たな総務省の施策として活かそうという、どちらかと言えばこれまでの行政的手法の中からの思考。これに対して若手の先生方は、アドバイザーの技量やネットワークを活かして個々の地域に直接的に人的支援を行い人材を発掘・育成しようという発言が中心でした。

もちろんアドバイザー側としては、前者の手法ではおそらく何も変わらないということを知っていて、後者の方向性で協力していくつもり。こんな意見があることは百も承知で、日本各地の人脈おこしに頑張ろうと数人でその後わいわいと語り合いました。

そのあたりが一番解っていたのは、最後にまとめの発言をされた増田大臣ご本人。「これまで総務省は大きな事業を全国に向けてバンバン落としてきたが、今後はそんなやり方はできなくなると効果も薄かった。地方にはたくさんの人材が眠っているし、これを起こしつなぐことで、活性化は可能になる。アドバイザー諸氏がその先兵となってそれぞれの持てる力を発揮してほしい。」と述べられ、地域SNSが賑わいを見せている盛岡の名前を出されて「実際に自分も地方をまわってお手伝いをしたい」ともおっしゃっていました。さすがは12年間、岩手県知事として地方とともに生きてこられた現場肌の御仁です。あっという間にファンになってしまいました。

APPLIC(全国地域情報化推進協会)を事務局として展開されるこの事業。これからの志士たちの活躍が楽しみです。

閲覧数5,471 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2008/01/25 09:20
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