■バックナンバー
■外部ブログリンク
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=35524
2011年01月21日(金) 

書名:名もなき毒
著者:宮部 みゆき
発行所:幻冬舎
発行年月日:2006/9/15
ページ:489頁
定価:1800円+ 税

久々に宮部みゆきの現代ミステリーを読んでみました。いつものように犬の散歩の途中、コンビにで買った紙パックウーロン茶を飲んだ老人(古屋明俊)が、突然苦しんで死んでしまう。ウーロン茶に青酸カリが混入されていた。似たような事件が埼玉や横浜で連続して起きた。無差別毒殺事件で同じ犯人によるかと思われたが・・・・。

主人公の杉村三郎、彼の妻の父親は、今多コンツェルン会長の今多嘉親で、彼は会長室直属のグループ広報室で働いている。すでに他界した妻の実母は嘉親の正妻ではなく、愛人であった。周りからは「逆玉の輿」といわれていたが、妻も彼も経営には一切タッチしないという条件で結婚した。

杉村がいる広報室で、女性アシスタントとして雇ったバイト(原田いずみ)が、編集長と喧嘩し、会社に出てこなくなってしまう。時たま逆恨みのような嫌がらせ、事件を起こす。杉村は、トラブルに対処するため、原田いずみの身上調査を行っているうち私立探偵・北見氏を紹介される。先客として北見氏を訪問していた少女と出会う。それはあの無差別毒殺事件の被害者の孫娘・古屋美智香であった。

頼りなさそうな杉村三郎のキャラクタが面白い。また宮部の話の展開はいつも面白い。


閲覧数1,564 カテゴリ本に出会う コメント0 投稿日時2011/01/21 23:44
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
星の王子さん
[一言]
よろしくお願いします。
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み