去年12/11、野毛山動物園で6年ぶりに生まれた アビシニアコロブスの赤ちゃんに会いに サロンがお休みの昨日に行ってきました。 http://www.nogeyama-zoo.org/event/1006baby.html#koro
真っ白なのは3カ月くらい。 もう肩のあたりが黒くなりはじめてました。 日中は抱っこされてることが多かったのですが、 夕方、この写真を撮った16時ごろは活発にぴょこぴょこ木の上を散策? ときには、「アッ! あぶない!」 と、ハッとする場面も。 だけど、心配しているのは檻のこちら側の人間だけ。 さすがサルだけあって、おっこちません。 お母さんに至っては、まったくの無反応です。
子ザルの天賦の才を信頼しているのようです。 赤ちゃんはちょっと大冒険すると 「ねえ、たすけてよう」みたいに鳴きながら お母さんのところまで戻っていくんですが、 お母さんは離れ過ぎても手を貸してやるでもなく ただ見守っています。
「この人には、自分で自分のことをなんとかできる力がたしかに備わっている」
そう、信じること。信じきること。 これは案外、難しいものです。 カウンセラーであっても、それは同じで、 ついつい余計な手出し、口出しをしてしまう→失敗があります。 あなたもわたしも、大変親切なので、 つい「やってあげたくなる気持ち」が勝ってしまうのです。 でも、それが「余計なお世話」になることも残念ながら多いのです。 その原因のひとつは、相手のニーズと合っていないから。 もうひとつは、相手が「できる」と信じてないから。 その思いは伝わってしまいます。 すると「認めてもらえない」という不満を相手がもってしまう。 「相手を信じて、じっと見守る」ことができれば 相手、そして自分の成長につながるのですが……。 何度も何度もその難しさを感じながら、
「相手を信じて、じっと見守る」ってどんなことなのか、 昨日、その姿勢を、 アビシニアコロブスのお母さんから学んだ思いがしました。 |