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2011年04月28日(木) 

今朝乗ったタクシーの運転手さんに乗ってすぐこう聞かれたのです。

クライエントさんとの面談にバスで行ってたら遅れそう!……とかけこんだところだったので

「ええ、はい」と答えたのはもちろんですが

もしかして、わたしってさぞや慌ただしく見えたのかも!?

と思いきや、運転手さん涼しげな声で

「われわれはいつもお乗せしたお客様に、こう尋ねるのですよ」と。

とりあえず、ほっとしたんですが、

う~ん、わたし、聞かれたの、運転手さんが初めてかもしれません。

 

そしたら、

「この時間(ちなみに乗車したのは午前中)にタクシーを利用される理由って

だいたい限られてますからね、急いでるか、大きな荷物か、どこか痛いかでしょう。

バスや電車より数段高いお値段いただいているわけですから

ホテル並みにとまではいかないまでも、それに準じたくらいのね、利便性も」

と、運転手さん。

 

「ことに急いでる、なんてときは失敗できませんからね。

自分勝手に走っちゃって、『間に合いませんでした』じゃ、

高いお金いただいている意味がないでしょう。

だから、乗ったときに、お尋ねするんです」

 

お客さんがどうして今、必要としているのか、

意識しながらお仕事をするって、たいへんです。

その意識がなかなか続かなかったりとか。

それに、この運転手さん、お客さんの場合、

「急いでるんだ」「つらいんだ」「重いんだ」

って気持ちをきちんと受け止めているんですよね。

 

そのうえで

乗せて降ろすまで、じゃなくて、そのあとのことを考えてる

たしかにそういうタクシーの運転手さん多いような気がします。

 

そういえば先日、「ううう、『江』が見たいんですぅ」ってべそかきながら乗ったとき

「まあ、大丈夫だと思いますよ」と安全運転でトバしてくださって

「まだ余裕ですね」とニッコリしてくださった、あの方もいい運転手さんでした。

 

今朝は朝から、カウンセリングの勉強をさせてもらった気分です。

ちなみに、わたしも、この話、ブログのネタにしていいですか?

ってちゃんと了承もらってます。

 

ホテル級接客の運転手さんのタクシーは

早くも初夏の空気を満たした尾上長通りを

さわやかに駆け抜けていきました。

 


閲覧数1,508 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2011/04/28 16:27
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