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2011年09月15日(木) 
全国各地の地域SNSの仲間達が力を合わせて、盛岡に向けて被災した子ども達に学用品を送った「大震災【村つぎ】リレープロジェクト」。その後、桐生市に避難している福島の被災者の方々を支援するために、「扇風機を送ろう!」と募金活動を展開。総額269,658円の浄財が集まり、地域情報ネットワーク(KAIN)を通じて扇風機30台(105,021円)を購入してもらいました。未曾有の扇風機不足で募金を全額つかいきることはできませんでしたが、避難者の方々には「これで夏が越せる」と大変感謝されました。

その後、残高として留保された164,637円を何に活用すべきかを、桐生SNSに設置した村つぎプロジェクトコミュニティで検討していたところ、津波被災地への支援活動を続けている桐生災害支援ボランティアセンターの宮地由高センター長から、宮城県石巻市内、牡鹿半島の漁村部である東浜地区に精米を送るための支援が得られないかという依頼がありました。

桐生災害支援ボランティアセンターは大震災発生直後の3月15日、桐生地域のボランティア団体や企業などにより設立。被災地への炊き出し支援、泥かき清掃支援などに多くのボランティアを派遣しています。炊き出しはこれまでに16回以上、泥かきは47回以上になりました。我が家の次男・ちむくんも、宮地さんにくっついて泥かきや炊き出しを何度も体験させて頂きました。宮地さんは、8月1日にも東浜地区を訪れ支援物資を手渡されています。

東浜地区には石巻市立東浜小学校を中心に5ヵ所の避難所があり、85世帯約300人が避難生活をしており、間もなく仮設住宅に移り避難所は閉鎖される見通しです。同じ石巻市内でも中心市街地と異なり、漁村部など小さな集落では物資もなかなか届かずボランティアも不足しています。今後、避難所から仮設住宅へ移ると“自立”“自活”を求められるため、被災者のみなさんは食生活の面でも不安を抱えていて、基礎食糧である米の供給が重要だとのことです。

この申し入れに対して村つぎプロジェクトでは、扇風機購入のために集めた募金の使途を、被災者にいま必要とされる「精米」に変更することを素早く決定し、KAINを窓口として支援を実施させていただくこととしました。9月2日朝、桐生市内の米穀店から納品された5㌔入り九州産こしひかり新米80袋・計400キロ(総額152,000円)をトラックに積み込まれ、台風12号による天候不良の関係もあって10 日に日帰りで搬送されました。このトラックに乗車したボランティア2名は、宮地さんと松井さん。お二人は桐生災害支援ボランティアセンターの重鎮であり、おそらく『最高齢コンビ』でのトラック長距離往復..ご苦労様でした。

以上、扇風機プロジェクトのほぼ最終報告でした。

※ 桐生災害支援ボランティアセンターの活動報告を掲載したウェブサイト
http://www.wataraselife.jp/vkyo/index.html

閲覧数2,752 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2011/09/15 11:04
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