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2012年05月26日(土) 
昨日、都内であるタレントさんの親御さんの生活保護受給問題について、記者会見がありました。
私はそれを受け、私なりに書きます。

ご存じの通り、ある週刊誌の記事と、永田町のお二人の政治家により、問題が出てきた一件であります。
もちろん、親族にしかるべき収入があるにもかかわらず、生活保護を受けるというのは、非難を受けても仕方がないと思います。


しかし。

昨日の会見で、このタレントさんの親御さんが在住している市町村の担当部署と連絡をとっていること。

この時期になぜ、このようなことを週刊誌が取り上げ、それに続き、永田町の2人の政治家が動いたのか。

以上の点が私なりにうなづけること、すっきりしないことです。


生活保護費は最後の砦のセーフティーネット。しかるべき、生活が困窮している方に手当をするのは当然です。
今回の騒動で、当該のタレントさんが実名が出され、また、親御さんがそのような立場であった点について、事細かに情報開示が必要であったかどうか。私はさらし者され、なおかつ、親御さんのプライバシーに踏み込んだことについて、やりすぎの感じがいたします。


最近は全国の自治体の福祉担当部署に警察官の配備を、厚生労働省が要請したそうです。もちろん、不正受給を防ぐ意味でも必要ではありますが、本来、手当を受けるべき人たちが、役所にいくことをためらい、萎縮する可能性がある、という声があります。
今回のタレントさんの騒動により、不正防止と萎縮の両方の作用が働く可能性がでてくるような気がします。

そして。
制度がきちんとなされているか、永田町の政治家の方々が、しっかり注視をしていくか。今回の騒動で、当該のタレントさんを結果としてさらし者しておしまいにするとしたら、これは理解ができない。
政治・行政が生活保護の制度がうまく運用しているか、チェック機能がなければ意味がない。


以上、私なりに今回のタレントさんの騒動について書きましたが。
私は単にこの方がさらし者になってしまった感じが拭いきれない。根本的な改善のためには、チェック機能が動かなければ、また、手当をすべき方へ手当ができなければ、問題の解決につながらないと考えます。

閲覧数2,187 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2012/05/26 00:43
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鉄道・福祉を中心に探求心と現場主義で。平成元年・国内旅行業務取扱主…
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