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2008年04月02日(水) 
 日本は自由な国だ。表現や信仰の自由が憲法で保障されている。自己責任の自覚のある人なら、ほとんど何をやってもOK。もちろん犯罪性がない、人の迷惑にならないとの前提ではあるが。ただし自由の背景には、何をやってもいいのか、との視点があることを忘れてはならない。卒業式や入学式の季節である今頃になると毎年のように話題になるのが、国歌斉唱で起立しない教諭の問題である。彼らはほぼ一貫して「表現と信条の自由」を旗印にしている。だから学校や教育委員会から、不起立行為に対して処分が下されると処分不当の訴訟を起こす。しかし、訴訟や憲法問題として争う前に素朴なところで考えてみたい。と言うより彼らに尋ねてみたい。彼らは学校における指導者である。学校には校則があり、多少の理不尽や納得いかない面があってもまずは従うのがルールだ。普段は、校則や諸々の社会的規範に従うべしと生徒に教えているはずだと思う。よもや何をやってもいいんだよ、自由なんだから校則なんてくそ食らえ、などとは教えていないだろう。
 では、国歌や国旗に関する彼らの行為を生徒達にはどう説明しているのだろうか。「皆は学生だから校則に従いなさい。先生は大人だから、信条の自由を全うするのだよ」などとは説明していないだろう。このあたりを、各地で思想信条の自由を唱える運動を展開している先生方に聞いてみたいのだが。まだ、この質問をぶつけるマスメディアが見当たらない。彼らはどんな答えを返すのだろうか。特に生徒から校則って無粋で押し付けがましくって、だから守りたくない、と言われた時にどう反論し説得するのか、聞いてみたい。

閲覧数2,172 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/04/02 11:22
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