『地下鉄(メトロ)に乗って』 浅田次郎原作の映画です。 過去と現在を地下鉄を通じて行き来し、家族の過去をたどる男を描いて、 第16回(1995年)吉川英治文学新人賞受賞しています。 堤真一、岡本綾主演。 堤真一がいいですね。 不倫しているところがちょっと・・・ですが。 その不倫相手役が岡本綾。 切ない役どころをうまく演じています。 ストーリー的には、 自分の過去を知って、辛いとはいえ、 この不倫相手の最後の行動が、 残念でなりません。 それにしても、自分の不倫相手が○だったとは・・・。 昔の父に会うという設定は、『流星ワゴン』(重松 清)を 思い出させますね。 あらすじ: 主人公の小沼真次(堤真一)は、女性用下着を売り歩くセールスマンだが、真次の父親である小沼佐吉は、世界的に有名な「小沼グループ」の創立者であり、真次はその御曹司であった。真次は父親の母や兄への傲慢な態度に反発し、高校卒業後、家を飛び出していたのだ。 ある夜、永田町駅の地下鉄の階段を上ると、そこには30年前の1964年(昭和39年)の風景が広がっていた。そこで真次は、在りし日の兄を目撃する。 その後真次は、同僚であり、自立した愛人関係でもある軽部みち子(岡本綾)と共に、現実と過去を行き来しながら、兄の過去、そして、父の生き様を目撃してゆく。 (出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 公式サイト http://www.metro-movie.jp/ ★★★★☆ |