2016年2月9日 房日新聞読者コーナー掲載、通算72本目で今年2本目 それでは原文を公開します。 次のJRのダイヤ改正が北海道新幹線開業にあわせ、3月26日に決まりました。 前回の内房特急の大幅な見直しとは異なり、小規模な手直しになっています。 館山19時台到着の千葉からの当駅止まりの下り各駅停車が、6両から8両に増結 外房線の特急で、勝浦始発の上り3本すべてで、安房鴨川からの上り各駅停車が接続改善 →これに伴い、館山から安房鴨川の区間でもダイヤ修正が考えられます。 安房鴨川17時台の外房線上り各駅停車が、上総一ノ宮で総武快速に接続改善 安房鴨川始発の内房線上りの初電が約10分程度繰り上げ →木更津にある高校からの要望のようです。 特に1番目については、地元近隣で千葉市内の専門学校に通うお子さんの親御さんを通じて、 蘇我で乗れない状態です。何とか車両を増やしてほしい という声が私のところにありました。再三何度も車両増結の働きかけをしてきた結果です。 昨年のこの時期は、特急の大幅な見直しで、かなりの騒ぎになったのは記憶に新しいです。しかし、今現在は全く逆です。 今年3月からは千倉駅はみどりの窓口が廃止になり、券売機2台だけになります。新規の通学定期券や障害の方などの割引きっぷが買えなくなります。 さらに来年、おそらく具体的になると思います、館山から安房鴨川・勝浦までの列車のワンマン運転があるでしょう。 今年は騒ぎになるおおごとがないから、何もしないのは、全く問題意識のなさ、危機感のなさが、内房線沿線自治体のありようではないだろうか。 昨年も書きましたが。 山梨県の中央本線の鳥沢駅のトイレを設置しない駅舎の建設が問題になっています。現地の大月市の市議会は鳥沢駅にトイレの設置を求める意見書を昨年12月に可決しています。 あとで地元住民が悔しい想いをする前に、できる限りの先手を打つことが、この地域の公共交通の鉄道を維持することにつながると考えます。 |