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2017年08月16日(水) 
書名:悲嘆の門(上)
著者:宮部 みゆき
発行所:毎日新聞社
発行年月日:2015/1/20
ページ:406頁
定価:1,600 円+税

書名:悲嘆の門(下)
著者:宮部 みゆき
発行所:毎日新聞社
発行年月日:2015/1/20
ページ:393頁
定価:1,600 円+税

最近の宮部みゆきはあまり面白くなくなってきた。この本はネット上の噂を追う大学一年生・孝太郎と、退職した刑事・都築が主人公。中途半端なミステリー、体の一部が切り取られて発見されるという、連続殺人が起こるミステリー。古びたアパートの一室から見える「ビルのてっぺんにある、動く大きなガーゴイル像」が、なぜ動くのか?
退屈な大学生活を送っていた孝太郎は高校の先輩に誘われて、インターネットの書き込みを監視する「サイバー・パトロール」の会社でのアルバイトを始める。ネット上に各地で起こる体の一部が切り取られて発見されるという殺人事件を連続殺人事件とする発言が多くなってくる。

警察官として定年まで勤め上げた都築は退職後、ずっと調子の悪かった足をかばい、手術の順番を待ちながらも、時間を持て余し気味にゆったりと過ごしていた。そんなとき町内会長に廃墟ビルのてっぺんにあるガーゴイル像が動くという情報があると。そのガーゴイル像の調査を始める。
「サイバー・パトロール」の会社の美人社長が殺されるという事件が起こる。孝太郎と都築は別々にその事件に巻き込まれていく。動くガーゴイル像はこの世の者ではない。ファンタジーの世界へ
今までの宮部みゆきはもっと語り部としてうまい話を創造していたが、これはちょっとお粗末そんな長い長い小説です。

著者インタビュー:宮部みゆきさん 新作「悲嘆の門」を語る
http://mainichi.jp/articles/20150115/mog/00m/040/011000c

閲覧数1,300 カテゴリ本に出会う 投稿日時2017/08/16 12:15
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