機関車よりも先にテンダーが完成するという珍事案は発生したものの、 とりあえず全体像は見えたシティクラス(タイプ)。目下最大の課題である 動輪からの集電が残っている為、これに着手。 機構そのものはいたってシンプルで、ランボード裏側に0.3㎜のアルミ板を ねじ止めし、そこから0.4㎜のエナメル線を伸ばして内ボイラーの中を通し、 ボイラー前方のモーターまで回した。本当はGMの集電板を折り曲げて 使おうと思っていたのだが、シャーシとランボードの隙間が殆どなく、 通すことが出来なかった為、結局こうする事に。 で、アウトクランクの方もシャフトに固定し、そのうえでロッドを取り付けた。 これもペーパー積層+瞬着による製作。強度面に若干の不安が・・・。 動輪集電とアウトクランクの様子見の為、一旦全体を組み上げてテスト走行をさせる。 ・・・まぁガッタガタだわ。 以前購入したコスミックさんの電圧計にワニ口を繋いで接点を確認したところ、 0.001V以上あれば点灯するはずの電圧計の表示がチラついている。 どうも自作のアルミ集電板が動輪の踏面にちゃんと接していなくて浮いてるらしい。 これに加え、モーターに回したエナメル線が端子と接触していない可能性も。 火室と煙室、おまけに内ボイラーの空きスペースにウエイトを積んではいるが、 これでもまだ足りないご様子で、車体側にも少々浮き上がりが見られた。 ・・・要改善ですな、こりゃ; 因みに動画では調子よく走っているように見えるが、これは偶々調子よく動いた時に 撮ったもので、この後逆向きに回そうとして位置変えたらもう動かなかった。 モーターに直結している台車からの集電があれば動いてくれる筈なのだが、 これが動かないという事は、要の台車集電もうまくいっていない、あるいはギアの 動きが渋く、モーターの機動力が滑り抵抗に負けているかの二択である。 ・・・シャーシ削って集電板作り直すしかないか・・・; |