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書名:我に策あり 小説・坂本龍馬 著者:加来 耕三 発行所:日本経済新聞社 発行年月日:1998/4/7 ページ:326頁 定価:1600円+税 土佐藩には徳川時代に藩主となった山内家(山内一豊)の家臣達、その前の藩主長曽我部家の元家臣達が郷士と呼ばれていた。その郷士出身の坂本龍馬、後藤象二郎などは山内家の士族出身。「土佐の芋ほり」といわれた脱藩浪士の風雲児・坂本龍馬、時代が人を作るのか、もともと才があったのか?敵対する薩摩・長州を結びつけた薩長同盟成し遂げた。(アイデアは勝海舟とも言われる)薩摩の西郷隆盛、長州の桂小五郎、高杉晋作、土佐の山内容 … [続きを読む] |
書名:女にこそあれ次郎法師 著者:梓澤 要 発行所:新人物往来社 発行年月日:2006/1/31 ページ:509頁 定価:2400円+税 井伊氏の発祥の地、遠州井伊谷その周辺を井の国と呼ばれていたようです。今から1000年前、平安時代の中頃、その地に起こった井伊氏は鎌倉時代武家の名門として知られる存在となり、室町末期今川氏、斯波氏といった守護大名の葛藤の狭間で翻弄され続けていた。そんなとき次郎法師井伊直虎という一人の女性が主人公。のち徳川四天王の一と呼ばれた井伊直政の後見人、養母であり、地頭職を勤めた一国の領主。一端は今川氏真によって滅ぼされてしまった井伊氏 … [続きを読む] |
書名:百枚の定家 著者:梓澤 要 発行所:新人物往来社 発行年月日:1998/11/20 ページ:662頁 定価:2800円+税 百人一首を編纂した藤原定家が自ら、晩年一首ずつしたためとされる「小倉色紙」。この「小倉色紙」の真贋を巡って起こる殺人事件。鎌倉時代の初め、定家の孫の代で御子左家(二条家)から京極家・冷泉家が分かれ三家となったが、京極家、二条家は滅んでしまって今は冷泉家が残っている。定家が晩年に百人一首を編纂して「小倉色紙」を残したとされているが、贋作が多くて一枚も国宝、重文になっているものがない。ニューヨークのオークションで「小倉色紙」の1枚 … [続きを読む] |
書名:非常の才 肥後熊本藩六代藩主 細川重賢 藩政再建の知略 著者:加来 耕三 発行所:講談社 発行年月日:1999/11/25 ページ:355頁 定価:1800円+税 一般にリストラと呼ばれるものは首きり、左遷人事、経費節減だ。益々消費マインドは冷え切り、家族関係もぎくしゃくしたものになってしまった。能力別給与、年功序列の破壊、年棒制への移行・・・会社への忠誠心など持ち得なくなってしまった。むしろ会社を利用する風潮、裏切って当たり前。はたしてそうであろうか? 歴史の世界では上記のようなリストラ以外の方法で見事に成し遂げた例もないではない。そ … [続きを読む] |
畑村洋太郎録音図書ホームページ http://www.sozogaku.com/ondoku/ 原発の事故調査・検証委員会の設置。委員長に「失敗学」の研究で知られる畑村洋太郎東大名誉教授(70)を起用すると発表した。 |
書名:幕末あどれさん 著者:松井 今朝子 発行所:PHP研究所 発行年月日:1998/9/25 ページ:451頁 定価:1900円+税 旗本の次男坊久保田宗八郎は幼い頃両親を亡くし、家督を継いだ兄主馬と暮らしていた。主馬は父をついで小納戸役(将軍の身の回りの世話をする)として勤めていた。上司の遠縁の娘寿万と夫婦になる。陽気な寿万が久保田家に迎えられてから家の中は明るくなる。周囲となじめない宗八郎も遠慮のない寿万に段々、実の姉弟のようになる。 3年後、講武所の剣術師範役男谷精一郎が道場主を務める道場で剣の腕を磨いていた。 時代は黒船来航により、旗本の次男・三男 … [続きを読む] |
書名:非道、行ずべからず 著者:松井 今朝子 発行所:マガジンハウス 発行年月日:2002/4/18 ページ:430頁 定価:1900円+税 「非道、行ずべからず」「家、家にあらず」「道絶えずば、また」の三作の一冊です。松井氏は「花伝書」シリーズと称しています。 この道に至らんと思はん者は、非道を行ずべからず (風姿花伝) 「一つの道を極めようとする者は、決して他の道に迷ってはいけない。」・・・役者の道を行く者を戒めるこの言葉が、物語展開のあちこちに隠されている。 文化六年正月の火事で炎上した中村座の焼け跡で、一人の男の死体が見つかった。火事で死んだ … [続きを読む] |
書名:持丸長者 戦後復興篇 日本を動かした怪物たち 著者:広瀬 隆 発行所:ダイヤモンド社 発行年月日:2008/4/10 ページ:485頁 定価:1900円+税 幕末・維新編、国家狂乱編に続き、産業と金融制度の変遷を通じて日本の近現代史を解き明かそうという壮大なる三部作の第三弾です。この戦後復興篇は必読の書、またデータベースとしても良い本だと思います。戦後の歴史として殆どの人がしらない事がいっぱい出てきます。 例えば、敗戦直後、鈴木貫太郎内閣は、占領軍が進駐すれば軍需品を没収されると読み、本土決戦に備えて全国に分散・備蓄していた燃料・貴金属・食 … [続きを読む] |
書名:持丸長者 幕末・維新篇 日本を動かした怪物たち 著者:広瀬 隆 発行所:ダイヤモンド社 発行年月日:2007/2/1 ページ:370頁 定価:1800円+税 幕末・維新と言う時代を長者番付を参考に、歴史を分析している。幕末・明治という時代に長者がどのようにして金儲けを行ったか?また閨閥を作っていったか?を一つ一つ系図を作りながら金持ち、政府要人、成金の関わり方を分析している。ちょっと強引なところもあるが、面白い視点からの分析である。新しい時代を築いた人として幕末に活躍した人々は薩長の志士に隠されてしまっている。 小栗上野介は明治の原動力と … [続きを読む] |
書名:持丸長者 国家狂乱篇 日本を動かした怪物たち 著者:広瀬 隆 発行所:ダイヤモンド社 発行年月日:2007/7/26 ページ:466頁 定価:1900円+税 明治中期から昭和20年頃までの歴史を長者番付を参考に、いろいろな長者がどのような業種から出てきたか。それを追うことによって日本という国がどんな道を歩んできたかを探っている。長者という視点からみた歴史書。大作です。三国志より登場人物が多いのでは?新聞と製紙が開いた国家では王子製紙の誕生秘話。 渋沢栄一一族から三井財閥が王子を乗っ取った経緯。北海道開拓史では薩摩閥の統治、「いも閥」の飽くなき … [続きを読む] |
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