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書名:「邪馬台国」はなかった 解読された倭人伝の謎 著者:古田 武彦 発行所:ミネルヴァ書房 発行年月日:2010/1/20 ページ:405頁 定価:2800円+税 京都落葉工業高校の社会科の教師だった昭和49年、ショッキングなタイトル「「邪馬台国」はなかった」で世に出た古田武彦氏。それ以前も親鸞の研究で知る人は知るという市井の学者だったが。この本で一躍有名になった。当時一番に購入して読んだ。また一連の古田氏の本は殆ど読みあさった。復刻本がミネルヴァ書房より刊行された。その後の研究成果なども盛り込んである。 従来の研究の方法とは全く違ったアプローチで三国 … [続きを読む] |
書名:倭人伝を徹底して読む 著者:古田 武彦 発行所:ミネルヴァ書房 発行年月日:2010/12/20 ページ:355頁 定価:2800円+税 ミネルヴァ書房から発刊された復刻版です。随分前に読んだ本です。「日本の生きた歴史」書き下しが加えられています。 魏志倭人伝の内容の分析、解析なども優れていますが、学者として文献を扱う上での方法論も非常に見習うべき所が一杯あります。基本的には小中学生でも納得できるように分析解析説明が出来ること。従来の学説、権威のある人達の論を鵜呑みにしない。専門家の常識と言って書いてあるところは徹底して疑問を持つ、調べる。そして … [続きを読む] |
書名:砂冥宮 著者:内田 康夫 発行所:実業之日本社 発行年月日:2009/3/25 ページ:304頁 定価:1600円+税 浅見光彦シリーズです。横須賀市秋谷、石川県内灘が舞台として登場してきます。事件の背景にどっかりと横たわる内灘闘争、これをしらない世代が多くなってしまった。そんな設定で、昔学生運動などがあった時に闘争の原点として内灘闘争があった。石川県の内灘砂丘に米軍の射撃場建設にまつわる反対運動、それは地元の主婦が一番に立ち上がった。そして外部からの支援に学生が参加する。しかし支援学生と地元との間に段々溝が出来てくる。その内外部の人間は出て行け … [続きを読む] |
書名:草原の椅子(上) 著者:宮本 輝 発行所:毎日新聞社 発行年月日:1999/5/30 ページ:321頁 定価:1500円+税 書名:草原の椅子(上) 著者:宮本 輝 発行所:毎日新聞社 発行年月日:1999/5/30 ページ:361頁 定価:1500円+税 大学院で光工学を専攻して、カメラメーカーの研究者として入社、40才頃に営業部門に異動となって大阪の営業所に勤める遠間憲太郎50才、2年前に20年目にして妻と離婚して娘と二人暮らし。妻と息子は東京に。中学を卒業していろいろな職業を渡り歩いて30才過ぎになってカメラの量販店を経営した富樫重蔵50才の二人が主役。 この小説は今の日本は「ど … [続きを読む] |
書名:人間と放射能 医療用X線から原発まで 著者:ジョン・W・ゴフマン 訳者:伊藤昭好、今中哲二、川野眞治、小出裕章、小出三千恵、小林圭二、瀬尾健 発行所:明石書店 発行年月日:2011/10/25 ページ:777頁 定価:4700円+税 この本は1991年に発刊された版の新装版です。故ジョン・W・ゴフマンの名著です。京大原子力実験所の今中哲二氏、瀬尾健氏、小出裕章氏などが訳しています。 この本は寝転びながら読む本ではない。学者だけではなく、一般の人(ある程度数学が判る人)でも理解出来る。また追試を行っても回答にたどり着けるように基礎的な説明から、計算方法。出し … [続きを読む] |
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