最近思うことの一つに、 「エコは掛け声ばかりで、あるのはエゴじゃない!?」 と皮肉をいいたくなるくらいどさくさに紛れてエゴイストたちが大手を振って闊歩しているようです。 卑近な例では、東日本大震災のがれき処理が進まないことが挙げられます。 《産経新聞の調査によると、東京都、山形県、青森県が7月以降に受け入れたがれき量は64万5600トンにとどまっている。”救いの手”はなぜ差し伸べられないのか。》12月30日付同紙より引用 いくら、熱しやすく冷めやすいのが日本人の特性、とはいいながら県や市など自治体がことあるごとに支援金や義援金募集を呼びかけていたのもついこの夏のころまでで今はまるでもう済んでしまったかのようで無関心そのもの。 これはいったいどうしたことなのだろう。 東京都が石原慎太郎知事の「処理引き受け反対の声は黙らせればいい」との鶴の一声でいわば率先垂範している。 静岡県島田市が名乗りを上げてこれに追従したのは立派と称賛していいのではないだろうか。 が、残念ながら自治体全体では6割が「ノー」とか。 そしてその理由が「放射能に不安」。 ここにエコならぬエゴを感じ取ってしまったのは私だけだろうか、というのがこのコミュニティ名の由来です。 旧態依然の固定観念や自己中心の身勝手な言い分は通用しないことを自覚し、エゴを追放するにはエゴと真正面から対抗する心構えが肝要と思っています。 エゴとエゴがぶつかれば必ず摩擦が起こります。 摩擦を避けて通るのではなく積極果敢にエゴに立ち向かう気概が今こそ必要な時期なのではないでしょうか? 社会問題は他人事と思っていたのではいつまでたってもどうにもなりません。 とりわけ地域の問題に積極的にかかわってお互いに意識向上に貢献できれば幸いに思っています。 率直なご意見ご感想を遠慮せずどしどし書き込んでください。 |