仕事柄、ほかのマスコミの取材姿勢やマナーというのは気になるもの。

きょう、松沢知事が「公共的施設の禁煙条例」の視察のため、

南区内の喫茶店や和食レストランを訪れた。

知事の動きということで、テレビも3社来ていた。

完成道路沿いにあるレストランの取材では、

テレビ局のワゴン車は3台とも堂々と路上駐車。

もちろん、そこは駐車禁止の場所。

ハザードを点灯させながら、30分ほど止めていた。

しかも、終了後は次の取材先へ向かうためにUターン禁止にもかかわらず、

堂々とUターン。この道路では私も以前、Uターン禁止で減点の目に遭っただけに、

おもわず眉をしかめた。

県からの資料では「付近のコインパーキングを利用してください」とあった。

私は店から徒歩1分のいつも止めている20分100円の猫の目パーキングに駐車。

事件・事故とは違い、今回はあらかじめ予定が分かっているものの取材。

テレビ局の行動が一般市民の理解を得られるだろうか？

今日の視察の中で飲食店での禁煙を求める知事に見せ側は「それでは商売にならない」と反対していた。

マスコミは「取材の車はコインパーキングへ」と言われると「それじゃ仕事にならない」と言うのだろうか？ 

「マスコミは偉そう」とか「市民をバカにしている」という声を聞かないわけではない。

その言葉が正しいとは思わないが、そのように思わせてしまっている行動があるのは事実だと感じる。自戒の念を込めて、反省したい。