次回港南台のゲスト参加の斉藤です。
第1回目とても充実していたようですね。
ちょっとプレッシャーを感じつつ楽しみにしています。
タウンカフェも見学していただきながら、何かのヒントになるものを一つでも持ちかえっていただければ。。。
7日に「市民メディア実践講座」の第1回を開きました。 水のフリーマガジン「ALWAYS」の発行人、高橋祐司さんにおいでいただき、「共感」のメディアづくりをお話いただきました。 大いに刺激になった内容でした。参加者には、この「ハマっち!」にも登録して、感想などを発信してもらおうと呼びかけていますので、このSNSの中で、いろいろと発言があると思います。 率直な感想などをいただけると、ありがたいです。 また、内容についても、多分、どなたかから報告があるだろうと思いますので、私の方は「場づくり」に力点を置いていきたいと思っています。今回の講座で、「ハマっち!」を意見交換の場として位置づけ、活用していきますので、よろしくお願いします。 とは言っても、私から何も報告しないと申し訳ないので、 とりあえず、参加しなかった方の参考に、導入で配ったペーパーの文章を貼り付けておきますね。 ================== ◆「市民メディア」 ~「住民ディレクター」に学べ! 市民メディアの時代 ~私たちが情報発信者になる~ 皆さんは「メディア」にどんなイメージを持っていますか。多くの人が「メディア=マスメディア」というイメージにとらわれているように感じます。その概念を一度壊すことが必要だと考え、「私たちがメディアだ」と、いつも強調しています。もう一つのメディア、「市民メディア」に注目してください。市民メディアはこれから、社会的にますます大きな役割を果たすようになります。 ◇ ◇ ◇ メディアというと、大手の新聞やテレビ局などのマスメディア、マスコミのことを考え、メディアに対して自分たちは「情報を受け取る側」であると思っていませんか。読者、視聴者という言葉に表されるように、新聞は読むもの、テレビは見るものという固定観念にとらわれているようです。確かに、これまではそうだったかもしれません。でも今は、ちょっとパソコンをいじればインターネットにつながり、誰もが情報発信できる時代です。テレビも、ただ見るだけではなく、「出るもの」だったり、誰もが「番組をつくる」ことができるようになってきました。 まず、皆さんの持っているメディアのイメージを壊すところから始めましょう。これからのメディアのあり方を考えるとき、私たち自身が「情報発信者」になる、新しい多様な市民メディアをつくる「実践」が必要になってきています。 これからは「市民メディアの時代」です。「住民ディレクター」って、聞いたことはありますか。実は今、地域の話題を地域の人たちが自らテレビ番組のディレクターになって映像情報を発信する「住民ディレクター」の取り組みが、地域を元気にする仕掛けとして全国的に注目され、広がっているのです。熊本県山江村で始まった「住民ディレクター」の活動が起爆剤になり、共感する人たちが自分たちの地域で取り組み始め、今では各地の住民ディレクター同士が交流し合うなど盛り上がっています。 「地域づくり」で言えば、これからは住民自らが地域を盛り上げる活動に参加する「当事者意識」が欠かせませんが、それを創り出していくには、地域住民が情報を共有したり共通認識をつくることが必要で、そのためのメディアが求められています。多くの人々に知ってもらいたいことがある時、マスコミに「取材してください」「記事にしてください」と頼むのではなく、私たち自身で情報発信することが大切で、それが今後の「市民社会」での「地域力」のバロメーターになると言っても過言ではないでしょう。 自らの情報を発信すると、そこから「共感」が広がり、発信者自身が元気になります。コミュニティも同様で、情報発信すると、そのコミュニティはますます元気になります。「市民メディア」はみんなを元気にしています。 一方で、マスメディアの側も「発信者」と「受信者」の双方向性が重視されるようになり、読者参加、視聴者参加型の記事や番組が増えてきています。そうした中で、「市民記者」が登場して、これまで受け手だった人たちに取材してもらうような関係もできています。マスメディアも「市民メディアとの連携」なしには、やっていけない状況も生まれており、その連携のあり方がそれぞれのマスメディアの将来展望をも左右している訳です。 多様な情報発信をすることが、実に楽しい時代なのです。市民メディアが世の中を変えていることを、私たちの周りから探してみてください。そんな視点で、激変する21世紀のメディア状況をとらえていけるように考えています。 =========== 以上です。 第2回は、14日午後1時から、港南台で開きます。 気軽に、おいでください。 |