昨日は、海士町の「離島キッチン」についてお知らせしましたが
海士町の高校が、すごいチャレンジをしています。
【島留学制度の第一期生を大募集!】です。
昨日も、話題になりましたので、お伝えしておきます。
ある人の視点でのポイントは、こんな感じ。
案内文をご覧ください。
<ポイント>
●離島の公立高校が全額補助の寮を併設し、全国から学生を募集する
(イギリスのパブリックスクールが全寮制として有名だが、日本の公立校ではほとんど例がない)
●寮費が無料名だけではなく、食費毎月8000円、里帰り交通費の補助もあり
●離島という大自然に恵まれた環境だけではなく、優秀な外部講師による充実した学習サポートが受けられる
(家庭の経済格差=子供の学力格差を是正しうるプロジェクトである)
●島の高校生は年々減少しており、このまま行くと隠岐から高校が一つもなくなってしまう
●挑戦しているのは、東京の某一流企業を退職し隠岐に移り住んだ30歳前後の男性
●彼は学生時代、「流学日記」という本を出版し、その本の印税でアフガニスタンに学校を創った。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309243541/ ●彼にとって、この学校は「二つの目の学校」だと言える
(以下、プロジェクト案内文)
◆◆◆――――――――――――――――――――――――――
◇◆ 【島留学制度の第一期生を大募集!】
◆◇ 一人ひとりの夢の実現を目指して
◆◆ 全国から入学生を募集します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この度、平成18年から準備を進めてきた島前高校魅力化
プロジェクトが遂にカタチになり、来春(平成22年4月)から、
人間力と学力を両立して育成する2つのコースを創設します。
さらに高校と連携した公営塾「隠岐國学習センター」も
非常に優秀で素適な講師陣を迎えて設立される運びとなりました。
そして、全国から生徒を受けいれるための「島留学制度」もでき
日本中から第一期の入学生を募集することになりました。
お知り合いに中学生や高校生、その保護者さんが御座いましたら
ぜひご紹介下さいますよう宜しくお願い致します。
島前高校魅力化プロジェクト一同
■---------------------------------------■
隠岐島前高校(おきどうぜんこうこう)とは?
■---------------------------------------■
隠岐にある島前3島における唯一無二の高校(県立)。
全校生徒90名程度という手厚い指導が可能な人数で、
著名講師や大学研究者を招いた特別プログラムや、
海外研修旅行、フランスやロシアとの国際交流なども
積極的に行っています。(レスリング部は全国屈指です)
現在は、島前地域と島前高校と島根県が連携して
全国から人が集まる特色ある学校づくりに取り組んでいます。
今年度は地域観光プランコンテスト「観光甲子園」で
日本一(文部科学大臣賞)を獲得した他、魅力と特色ある
教育実践校として表彰も受けています。
■----------------------------------------■
ニュース1:学力×人間力の2コース制の新設
■----------------------------------------■
隠岐島前高校(以下:島前高校)では来年度より2つのコースを
創設します。どちらのコースも、生徒一人ひとりの学力と個性を伸ばし、
自ら進んで考え行動できる人間力を身に付けることが出来ます。
◆地域創造コース◆=================
創造力・主体性・コミュニケーション能力など地域社会で自立・
活躍するための総合的な人間力を徹底的に磨き上げるコースです。
豊富な地域資源を活かした「夢探究」「環境学」「地域創造」など
独自のカリキュラムで次世代の地域リーダーを育てます。
推薦・AO入試を通して大学への進学も可能です。
●こんな中学生におすすめです
【その1】
自分のまちや田舎が大好きで、将来は「家業を継ぎたい」
「地元に帰りたい」「まちを元気にする仕事がしたい」または
「いつか村長や町長になりたい」という意欲的な生徒。
【その2】
教室内の勉強だけでなく、自然体験や、多様な実習を通して
人間的に大きく成長したい生徒。または、「都会では体験できない
おもしろい活動やプロジェクトもやりたい」という生徒。
◆特別進学コース◆=================
生徒一人ひとりの進学希望の実現を目指し、超少人数指導で
学力を徹底的・飛躍的に高めるコースです。一人ひとりに応じた
充実した個別指導も受けられます。国公立大学進学に対応します。
●こんな中学生におすすめです
【その1】
大規模校や進学校の中で息苦しさを感じ、もっと自分らしさを
発揮したいと思っている生徒や、受験学力に加え社会の中で
必要となる生きる力も同時に身につけたい生徒。
【その2】
たった一度の高校生活を、豊かな自然と素適な仲間と、
個性溢れる先生に囲まれながら充実した3年間を送りたい生徒。
■----------------------------------------■
ニュース2:公営塾「隠岐國学習センター」の設置
■----------------------------------------■
超難関大学への進路保証に向け、最先端の教育
メソッド・システムを導入した公営塾も開設します。
以下のような指導者を迎え、学力と人間力ともに
万全の体制が整います。(スタッフの一部を紹介します)
◆藤岡慎二
慶應義塾大学修士課程修了。大手大学受験予備校や
ハーバード大学進学塾「Route Harvard」など14年の指導歴。
教科指導以外にも「学習意欲向上」「推薦・AO入試対策」も専門。
◆豊田庄吾
広島大学卒業。リクルートを経て(株)ウィル・シードにて
学校教育部門を担当。「社会人基礎力」や「生きる力」
「起業家教育」に関する特別授業を7000人の生徒に実施。
■----------------------------------------■
ニュース3:充実した「島留学制度」の創設
■----------------------------------------■
来年度、島外から島前高校の寮に入る生徒を対象に寮費の
全額補助、食費毎月8000円、里帰り交通費の補助などの
島留学制度ができます。(これで月2万円で生活できます)
また、国内でも特に治安の良い島の環境に加え、
島前高校の寮は学校隣接のため安心安全です。
寮内では現役教員による夜の学習指導、進路相談や
集団生活を通して主体性と社会性を身につける
全人教育を行います。
■--------------------------------■
隠岐島前(おきどうぜん)とは?
■--------------------------------■
島根県の北60キロ、日本海に浮かぶ隠岐諸島の中の3つの島で、
世界第一級の景勝地である「摩天崖」(西ノ島町)や日本の名勝
「赤壁」(知夫村)に加え、後鳥羽上皇や後醍醐天皇が流された地
としても有名。また、神楽や民謡、俳句などの歴史文化を誇る一方、
3島すべてが国立公園に指定されるほど自然豊かな島々である。
最近では、地域づくり総務大臣表彰の大賞を受賞するなど(海士町)、
まちづくりも非常に活発で、全国から多くの若者が移り住み、
地域活性の先進地として海外からも視察が来るようになっている。
■--------------------------------■
資料請求/お問合せ先
■--------------------------------■
○お問い合わせは以下のサイトよりお願い致します。
▼隠岐島前高等学校ホームページ内
https://dozen.ed.jp/contact.html 〇電話での問い合わせは以下までお願い致します。
島前高校魅力化プロジェクト 担当:濱板、岩本
▼隠岐島前高等学校内連絡先
TEL:08514-2-0731
▼海士町教育委員会内連絡先
TEL:08514-2-1222