昨日、あるワークショップにオブザーバーとして参加しました。同じテーマで、すでに1度ワールドカフェをやっていて、今回はそれの続編。前回の結果を踏まえた集約のワークショップという位置付けで、みんなで「理念」となる言葉を生みだそうという内容。もちろん、「理念」なんていわれると、難しくて固まってしまいそうだけど、「一番大切なことは?」と問い掛けられると、対話の中からたくさんの言葉が生まれてくる。 4人ずつのテーブルで与えられたお題について対話。人を変えて3回のセッションが行われた。 印象に残ったのが、いよいよまとめとなる3回目のセッションのときに、コーディネーターの方から投げかけられた言葉。 これからの時間では、他の人の意見、経験、知恵を吸収し、せっかく人の意見を聴くことのできるチャンスを活かし、自分の考えを「深化」させてください。 この何年か、「気づき」「つながり」ということばを多用し、実際にいろんな人と「つながる」ことや、いろんな人が「つながる」ことに一生懸命になってきた。 でも、昨日のこの言葉で、ちょっと勘違いしていたことに気づいた。 人と出会って、つながって、そのつながりを維持することが大事だと思っていたけど、ホントに大事なのはそこじゃない。 つながった人(こと、もの)との対話によって、他の人の意見、経験、知恵をスポンジのごとく吸収し、自分の中にある様々なものとつなぐ、つなぎなおす、ということが大事なんだ。内なる「つながり」づくり。 その作業をもっとしないといけない。 ワークショップは、そういう場じゃないと意味がない。 もっといろんな人と対話して、深化させたい。 |