お世話になりました。参加者は140名以上でした。以下、東京都市大学学部サイトのシンポ記事です。
http://www.yc.tcu.ac.jp/news/20100315.html
昨日、東京都市大学環境情報学部が開催した「ソーシャルメディアの現在」シンポジウムには、横浜コミュニティデザイン・ラボも共催という立場でご一緒させて頂いた。 ヨコハマ経済新聞でもこのシンポジウムについて紹介。 【エリア特集】2010-03-10 まちづくりとオタクに共通点はあるか? 「ソーシャルメディアの現在」を探る東京都市大の冒険 http://www.hamakei.com/column/211/ シンポジウムの背景と目的は _______________________________ 現代は、Engeströmの言葉を借りるなら、野火的な活動 (wildfire activities)が拡大している時代ということが可能である。野火的な活動とは、分散的で、ローカルな活動やコミュニティが、野火のように、同時に 至る所に形成され、ひろがり、相互につながって行くといった現象をさしている。こうした野火的な活動は、制度的に構築された中心的組織がトップダウン的に 周辺的な社会組織を動かして行くような活動とは大きく異なり、分散的に、ローカルに形成される。そうしたローカルな活動やコミュニティは、植物の地下茎のよう複雑に、かつ、多様に絡み合っているリゾームのようなつながり方をしている。 ーーー web、モバイルのアーキテクチャの現状分析や以上に挙げたような典型的な具体的事例をもとに、活動や生活のためのハイブリッドな社会的空間の現状と課題、あるいは未来の姿を明らかにすること。 _______________________________ 堅い話からやわらかいはなしまでまさに多様な切り口で、オンラインとオフラインの場について、また、その双方を使いこなすライフスタイルやワークスタイルについて意見を交換した。 面白かったのは、土橋臣吾先生のギャルのシャドウイング調査。 当たり的に動きまくる「状況的行為」と、「つながりの社会性」という行動原理についての話しは、共感するところ多かった。 筑波大の茂呂雄二さんの「水平的メディエーション」についての話しも興味深かった。 地域メディアを運営している立場として、知己のメディアが様々なかたちでつながっていて、特にWEB上の空間的な広がりの中にそれぞれがあることを再認識。 また、「学習」とは「つながりの変容」とも言えると言うこと。 勉強になりました。 会場やUSTREAMを見ながらTwitterで参加してくれた方も沢山いた。 http://twitter.com/#search?q=%23socialmedia_gp |