昨日(22日)は、市民創発の6回目に参加してきました。 美術室です。 そこでの皆さんの発表の中で、CMを作りたいという意見がありました。そして、それを見る場を作りたいと。 その方のやりたいことは、またゆっくりお話をうかがえればと思っていますが、私のやっていること重なってきた感じがして、少し参考に書いておきます。 以前もここで紹介した「浪江モデル」です。 先月、栃木県の大平町で開かれた関東の「情報NPO」のシンポでも紹介事例になりました。 誰でも参加しやすい、簡単なイベントだと思っています。 横浜でもやりますかね。 150周年の宣伝にもなりまっせ。 <以下、古くなりますが、私が浅草にいたときに ミニコミ「とうきょうトゥモロウ」に書いたコラムです。 参考に転載しておきます、ご覧ください> (なお、元の記事は、東京新聞上野専売所のHPに過去記事を載せています) 以下、転載。 <<<<したまち支局からPART2>>>> 「手作り地域CM」をみんなで作ろう 第36号 2007年1月 今月27日(土)午後に、浅草の雷門通りとオレンジ通りの交差点にある「大型ビジョン」を見ていただければ、ちょっと変わったコマーシャルをやっていることに気付くはずです。専門店会のビルの屋上に設置され、さまざまなPR映像を毎日流している大きな画面で、この日に福島県浪江町の「なみえCMコンテスト」で選ばれたグランプリ、金賞、銀賞の作品が放映される予定ですので、ぜひ、ご覧いただきたいと思います。 浪江町のCMが浅草でながれることになった経緯は、昨年12月7日付の東京新聞地域版のコラム「とうきょうカフェ」で書きましたので、以下、転載しておきます。 「◆『愛する地域のコマーシャル映像を自らつくって発信しよう』と、福島県浪江町の女性らが呼び掛け「なみえCMコンテスト」を実施、作品を募集したところ予想を上回る90点もの応募がありました。今月(12月)3日に参加者も審査委員になって公開審査会を開き、金賞、銀賞などを選びました。◆誰もが映像を撮影し、パソコンを使えば簡単に編集して映像作品をつくれる時代に、地域の魅力を30秒で表現するCMを、住民自身の手で制作していく取り組みです。県内はもちろん都内の同町出身者からの出品も。地元の小中学生も、30秒のクリエーターとして力を発揮し意欲的なCMをつくりました。◆審査基準は『地域愛』の表現などで、CM制作を通じ地域の良さを再発見できたようです。その成果に共感した都内の企業が「せっかくの作品を大勢に見てもらい、実際に町のPRに使ったら」と提案、浅草の街頭に設置した同社の大型ビジョンで浪江町CMを1月に放映する予定です。住民の情報発信活動が地域をつなぎながら広がっています。」 ここに書いた放映日が、27日(正午から)です。「都内の企業」というのは、駒形に本社のある「ベッコアメ・インターネット」社ですが、みなさん、ご存じでしょうか。インターネット事業の老舗企業です。浅草のみなさんには、IT企業というより、雷門の近くで「まるごと北海道」という北海道の物産販売の店や、ジンギスカン料理の店を経営している会社と説明した方が分かりやすいのでしょうか。北海道を元気にしようと地域の物産を都内で販売している同社のトップが、浪江町の取り組みに共感してくれたことから、今回のCM放映が実現した次第です。(IT企業がなぜ「まるごと北海道」のような店を経営しているのかについては、機会を改め書くことにします) さて、実は浪江町のCMコンテストが実現するきっかけは、1年前に都内で行われた地域おこしに取り組む地方の女性らが参加した研修会でした。地域の情報発信は自らの手でしていこうと、「手作りCMづくり」のワークショップがあり、楽しんで自分の地域のCMをつくった浪江町の女性が「なんだ、こんなに簡単にCMができるのか」と感じ、地元に帰って「私たちの町でもやってみよう」と呼び掛けたら、町の50周年記念の住民イベントとして大きく盛り上がったのです。 本欄で以前、「住民ディレクター」活動を例に、まちづくりのカギとして、住民自身が情報発信する「市民メディア」について書きました。このCMづくりも市民メディアのうねりの成果です。 さあ、みなさんも町のCMをつくってみてはいかがでしょう。そのCMを実際に流してみると反響もあり、浅草の町が盛り上がるはずです。 (鈴木 賀津彦) <以上> 以上ですが 浪江町と横浜、昨年の「市民メディア実践講座」で、 このCMコンテストを紹介したことがキッカケで、交流開始。 少しずつですが、動きができきましたので、また報告しますね。 では。 |