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2008年06月08日(日) 
「外国人衣類仕裁洗張」って、「西洋洗濯業」、つまりクリーニング屋のことです。開国当時最も繁盛した商売の一つだったようです。荒物、乾物、青物、油などを売りながら、洗濯も引き受けます、という兼業も多かったようですが。

みなとみらい線の元町中華街駅の元町サイドで出て、港の見える丘公園とか外人墓地に上る「谷戸坂」に、「クリーニング業発祥の地」の記念碑(写真)が建っているのに気が付かれた方いますか。正直、何故ここにこんなものが?と、なんとも変な感じですよね。

神奈川宿の青木屋忠七が、1859年に本町1丁目(今の5丁目)に「外国人衣類仕裁洗張」の看板を出したのがそもそもの始まりだそうです。
その青木屋から暖簾分けしてもらった岡澤直次郎が、谷戸坂に「青木屋」の名で店を開き、その数ヵ月後(1867年)に脇澤金次郎が引き継いで、「脇澤屋」の屋号で始め、山手にいるイギリス駐屯兵の洗濯を一手に引き受けて、大成功したのだそうです。

脇澤金次郎は、のちに市会議員にまでなっています。



閲覧数5,183 カテゴリ横浜開港150周年 コメント2 投稿日時2008/06/08 16:47
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コメント(2)
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  • 2008/06/09 07:00
    野獣さん

    「クリーニング発祥の地のクリーニング屋」などと、宣伝したりしていますね。
    次項有
  • 2008/06/08 23:03
    野獣さん
    近くなので、今度見に行ってみます。このあたりに今クリーニング屋さんが多いのは、関係ないんでしょうね。(笑)
    次項有
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