これからの「進路」については、未だに毎日悩みながら仕事をしています、この歳になっても。
選択肢はいろいろあることを認識すると、われわれも行き詰らないですね。子供たちも同じだと思います。
きょう(2日)は、仕事を休んで都内の高校の授業のお手伝いに行きます。総合的な学習で、テーマは「はたらく」。 ここ数年、中高、高専、大学など、キャリア教育のお手伝いをしていると、今の学校の現状が見えてきて、とても勉強になります。 今回は、3部制の高校で、1部の午前、2部の午後の生徒達は、職場訪問へ行って「はたらく現場」を見てくるのですが、3部の夜の生徒たちは、時間が時間なので、訪問先を探せなかったということです。そこで、私ともう一人が教室で、仕事について生徒達と話し合う授業になった次第。19時25分から21時までの授業なので、職場訪問するには「夜の仕事」しかないのかな。 私の相方は、若手のアニメーターらしい。初対面ですので、彼の仕事観なども聞けそうで、楽しみです。 ところで、アニメーターやゲーム業界の人たち、料理人やデザイナーなど、学校で従来の就職先と考えていたようなところとは少し違った分野の仕事を紹介しようということで、業界人を高校に派遣しようという取り組みを少しずつしています。 もし、「ウチの学校に来てほしい」という高校があったら、対応しますので、連絡ください。要望に応えられるかどうかは分かりませんが、相談には乗りたいと思っています。 この間、都内の小中学校に人材派遣をしてきたので、今度は高校で少しやってみようということになってきました。子供達に対しての狙いもあるのですが、教師や親にも、いろんな職業があり、子供達は多様な選択ができるんだということを知ってほしいのです。 |