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2009年01月17日(土) 
『阿弥陀堂だより』

春、夏、秋、冬それぞれの自然の美しさが、これでもかというように目に入ってきて、
そこで暮らす人々がエキストラとして参加していて、とても心和む映画です。
自然と人の暮らし、そして死を見つめる、そんな物語です。
古くからの日本の原風景が残る長野県飯山市で撮影されています。
飯山市観光協会公式サイト内に『映画「阿弥陀堂だより」ロケ地めぐり』が掲載されています。
http://www.iiyama-ouendan.net/thema/amida_2.php

主人公夫婦を演じるのは、俳優宇野重吉の長男としても知られる寺尾聰と、9年ぶりの映画出演という樋口可南子。
その二人の演技にも素晴らしいものが感じられますが、
さらに91歳(撮影当時。現在は97歳!)の大女優、北林谷栄も、死者を守る阿弥陀堂に生活する老婆を、見事に演じきっています。
彼女は岡本喜八監督の映画『大誘拐/RAINBOW KIDS』の印象が強いのですが、おばあちゃん役がでとても似合っています。
ちなみに、彼女はこの作品で第26回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞しています。


あらすじ:
東京に住む孝夫と美智子の夫婦。夫は新人賞を受賞するも、それ以降なかなか日の目を見ない売れない小説家。妻は大学病院で最先端医療に携わる有能な医者だった。あるとき、妻、美智子はパニック障害という原因不明の心の病にかかる。仕事にも、都会の生活にも疲れていた二人はそれをきっかけに、孝夫の故郷、信州に移り住むことを決意する。
山里の美しい村に帰った二人は、96歳の老婆おうめを訪ねる。彼女は、阿弥陀堂という、村の死者が祭られたお堂に暮らしていた。何度かおうめのところに通ううちに孝夫は、喋ることが出来ない難病を抱える少女、小百合に出会う。彼女は村の広報誌に「阿弥陀堂だより」というコラムを連載していた。それは、おうめが日々思ったことを小百合が書きとめ、まとめているものであった。
それまで無医村であったこの村で、美智子は診療所を開く。おうめや小百合、そして村の人々の診察を通して、医者としての自信と責任を取り戻してくる。 一方孝夫は、中学校の時の恩師、幸田重長がガンに冒されながらも死期を潔く迎えようとしていることを知る。幸田老人と彼に寄り添う妻のヨネの生きる姿に、深い感銘を受ける孝夫。
二人は村の人々とふれあい、自然に抱かれて暮らしていくうちに、いつしか生きる喜びを取り戻していくのであった。
そんな時、小百合の病状が悪化していることが判明する。すぐに手術をしなければ命が危ないという事態に、美智子は彼女の手術担当医として再びメスを握ることを決意するのであった。
(「阿弥陀堂だより」公式サイトより)



公式サイト
http://www.amidado.com/index.htm

DVD(Amazon)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001DSSKM8?ie=UT…B001DSSKM8



★★★★☆

閲覧数2,162 カテゴリ最近観た映画・DVD・Blu-ray 投稿日時2009/01/17 13:06
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