胸がジーンとなるワルツの物語です。 なに、訳の分からないことを・・・! さすがに医者でもある海堂 尊の書く小説です。医学的なことが詳細に書かれているので、リアリティもあり、読んでいて不安にならないのがいいですね。 生命の神秘というか、人間の生命が誕生することの難しさが的確に表現され、いかに医学や医療技術の進歩によって生命の誕生が当然のように思われるようになったかを、考えさせられます。 それにしても、曾根崎理恵のしたたかさには舌を巻きます。あの 『ひかりの剣』 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=8733 で名を馳せた清川吾郎も、彼女の前ではどうしようもないようです。 『ジーン・ワルツ』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4103065710?ie=UT…4103065710 ★★★★★ |