東城大学医学部の学生、天馬大吉は、碧翠院桜宮病院にボランティアとして潜入させられることに。 そこで彼が見たものは、・・・・。 『ナイチンゲールの沈黙』 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=15541 でも登場する白鳥、姫宮コンビが、次第に明らかになる桜宮病院の闇に潰されそうになる天馬にかかわります。『螺鈿迷宮』では終末期医療をテーマに、物語が展開します。 海堂尊の作品をいくつか読んでいますが、これは手に汗握る作品ですね。 人の死をどう考えるかを問う作品ですが、読み終わってホッとするのは、桜宮病院の巖雄院長や小百合副院長の死に対する感覚がちょっと違うんじゃないかと思う違和感があるからでしょうか。 この本には公式サイトがあります。そして公式サイトでは、この本の途中まで、読むことができます! 公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/sp/200611-06/ 『螺鈿迷宮』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048737392?ie=UT…4048737392 ★★★★★ |