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2009年07月24日(金) 
来月、またもやイベントします。

●概要
タイトル=「白塗りメリーを巡る言説」
日時=8月9日(日)午後2時(二時間程度を予定)
会場=BankART Studio NYK 2階奥 ライブラリー
   (〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9 TEL : 045-663-2812)
料金=¥1,300- (1ドリンクつき)
主催=檀原 照和(だんばら てるかず)
*定員40名(予約・問い合わせは「ハマっち」メールで受け付けます)

●内容
テーマは「横浜をテーマとしてなんらかの作品をつくる場合、どのような方法論や指向性が考えられるか」。
表現ジャンルや規模は不問にして、根源的なアプローチについて考えます。
叩き台として、第一部で「古い時代の横浜のアイコン」であるメリーさんを取り上げた二つの作品のプレゼンを実施。
第二部は観客も含めた、トークセッションにしたいと思います。
(メリーさんにとらわれない方向性もあり、です)

*第一部 メリーさんを題材にした二つの作品の紹介
・檀原照和・作「消えた横浜娼婦たち」(文芸 / ノンフィクション)2009年発表
・横浜未来演劇人シアター「ハマのメリー伝説 市電うどん」(ダンス / 演劇公演)2007年初演 

*第二部 トークセッション(観客の飛び入り可)(敬称略)
・檀原照和(作家)
・寺十悟(横浜未来演劇人シアター 演出家)*予定(他のメンバーが代わりに来る可能性もあり)
*ほか数名、現在出演交渉中*

*交渉中の方々 (敬称略)
・バーリット・セービン(ジャーナリスト)……参加決定!
・蔭山 ヅル (アートスペース"ART LAB OVA "主催)……予定調整中
  ほか
*寺十氏を含め、全部で5名程度にする予定

閲覧数4,397 カテゴリ日記 コメント3 投稿日時2009/07/24 00:06
公開範囲外部公開
コメント(3)
時系列表示返信表示日付順
  • 2009/07/24 00:08
    鉛筆檀葉さん
    制作が遅れているため、未整理の状態での書き込みになります……。
    少々読みづらいかも知れませんが、ご了承を。

    この企画、もとは「メリーさんをテーマにしたトークショー」というのが趣旨でした。
    中村さんの「ヨコハマメリー」や森さんの写真集のような、泣ける話ややさしいイメージでないとメリーさんを描くことは出来ないのか?
    たとえば「ハムレット」が翻案されて「ハムレットマシーン」として演出されたように、あるいは宮本武蔵の話が「バガボンド」のような形で再生されたように、メリーさんを別の形で描くことは出来ないか、というの考えが大本にあります。

    そういうわけで第一部で「もうひとつのドキュメント」の事例として私のテキストを、「メリーさんを過去の横浜の象徴として、生身の彼女から距離を置いて扱った」事例として「市電うどん」を紹介します。
    (私の話の中で、お約束の取材裏話やメリーさんの故郷の話もします)

    第二部は漠然と「横浜」を扱いたいわけではなくて、「メリーさんに象徴される横浜」を扱えれば、と思います。
    メリーさんは「港のメリー」と言われていました。
    「港町らしかった頃の横浜」「外国を抱えた街」というイメージをふまえて、これから横浜をテーマにして文芸、舞台、映画、音楽、美術などを制作する場合、どういった切り口が考えられるか、といった話し合いが出来れば、と思います。

    ただ漠然と「横浜」といってしまうとあまりにも縛りがなさ過ぎますから、メリーさんを出発点にしたいと考えています。
    場合によっては、メリーさんを素材にした作品作りの話に始終してしまってもよいと思います。
    次項有
  • 2009/07/24 00:09
    鉛筆檀葉さん
    イメージしているのは、1〜2年前、急な坂スタジオで行われたトークセッションです。
    フランスのリヨン市のクリエイティブシティ担当の役人を中心に据えたトークでした。
    (リヨン市も文化芸術による都市の再生を標榜しています)
    従来のクリエイティブシティ絡みの話し合いは、横浜の現代美術の枠内で行われていると思います。
    (行政はなにをしたいのか、具体的なアイデアを持っていないような気がします)
    外部の視点をいれるのは、面白いと思いました。

    ただおそらくリヨンでもそうではないかと思うのですが、クリエイティブシティの方法論は歴史に関する扱いがあっさりしすぎている、という気がします。
    (たしかに歴史遺産を活かして街作りを進めていますが、なにか「コク」のようなものが足りない気がします。住民も置いてけぼりです)

    そこで今回のトークセッションでは、在日米軍のフリゲート艦乗組員として来日し、そのまま日本に住み着いてしまったジャーナリストのバーリット・セービンさんをお迎えして、「外部の視点」と「基地の街だった時代」「港町」という視点を導入していこうと考えています。
    (つまりメリーさんが象徴する横浜の断面です)
    次項有
  • 2009/07/24 00:10
    鉛筆檀葉さん
    バーリット・セービン氏(Burritt Sabin)

    1953年ニューヨーク市生まれ。米国海軍兵士として70年代の横浜新山下基地に住む。結婚後、海軍を辞し雑誌編集者として東京に移住。しかし、横浜への思い去りがたく85年に戻る。
    著作に『A Historical Guide to Yokohama(ヨコハマ歴史ガイド)』(有隣堂)。
    現在、ジャパンタイムスなどにエッセーを執筆するほか、横浜国立大などの非常勤講師。横浜市中区在住。

    以下のエッセイが面白いです

    「ヨコハマ——私の好みに合った町」(「有隣」平成14年9月10日  第418号より)
    http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/418_4.html

    朝日新聞で「見聞録」という記事を連載していらっしゃいます。
     ↓
    http://mytown.asahi.com/kanagawa/newslist.php?d_id=1500016

    「消えた横浜娼婦たち」のなかでも、セービンさんの発言を引用させていただいています。
    次項有
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