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2008年10月24日(金) 
最近横浜の外人バーについて調べている。

1945年から80年代中盤まで40年以上の長きにわたって存在していたにもかかわらず、週刊誌にも地元のタウン誌にも取り上げられたことが一度としてなかったという、ハマのブラックホールだ。
(横須賀のGIバーは一度だけ取り上げられている)

下調べをしていたら、神戸の外人バーの老舗「チャーリー・ブラウン」の記事を見つけたのでご紹介。

『チャーリーブラウンの鐘』 宍戸哲也[ムーンライト]店主・筆
 ↓  ↓  ↓
http://d.hatena.ne.jp/team140b/20070409
(後半部までスクロールすると出てきます)

横浜は国際的。
そんな風に言われることが多い。
しかし外人バーについて書かれた書物や雑誌の記事は皆無。
2000年代に入ってから、ようやく断片的な記事が出てくるようになったが、その全体像はいまだに大きな謎である。

一口に「外人」といってもフツーの市民ではなく、若い兵隊や長い航海を終えたばかりの船員たちを指しているわけで、「お近づきになりたくなかった」という心理はよく分かる。
しかし資料ゼロというのはいかがなものか。
「根岸屋」を伝説の店に仕立て上げてる場合じゃないだろ。
「国際都市」の名が泣く話だ。

閲覧数11,520 カテゴリ日記 コメント5 投稿日時2008/10/24 11:19
公開範囲外部公開
コメント(5)
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  • 2008/10/24 23:17
    masasanさん
    7~8年前に、ヨコスカの外人バーを調べたことがあるんですが、本当に資料ないですね~
    「よこすかどぶ板物語」(1991)という本があるくらいで。バー・テネシーのマスターの聞き書きですが、そのテネシーも数年前に閉店。名物バー
    はどんどんなくなってます。
    昔話をたくさん聞かせてくれた、コットンクラブのママさんも引退しちゃったし。

    横浜の外人バーも行ってみたいなあ。
    次項有
  • 2008/10/24 23:51
    鉛筆檀葉さん
    >ヨコスカ
    マサさん、「サイパンと呼ばれた男―横須賀物語」(川崎洋・著)はご存じですか?
    ヨコスカの外人バーというよりも「終戦後のどぶ板の裏面史」的な内容です。
    傑作ルポだと思います。

    昨年舞台化されています。
     ↓
    http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/11_su…_top1.html

    数年前テネシーのマスターに連絡を取ろうとしたのですが、闘病中とのことでした。

    外人バーですが、「外国人しかいないバー」という意味であれば、今も何軒かありますよ。
    そのうちの一軒に何度か遊びに行ったことがあります。
    日本人は珍しがられますね。
    結局の所、外国人が遊ぶ場所はあまりないので、彼らは彼らで固まらざるを得ないのです。
    わざわざ東京から横浜まで遊びに来ている人が二人もいましたね。
    次項有
  • 2008/10/25 01:58
    masasanさん
    「サイパンと呼ばれた男―横須賀物語」(シューシャンボーイ)は読みました。外人バーというより、どぶ板の歴史物ですね。

    あとは断片的なエッセイで、終戦直後のEMクラブやジャズメンたちの様子について書かれたものはあります。

    テネシーはまだマスターが健在な頃、数回行きましたが、最後まで典型的な「バイミードリンク・バー」でしたね。バイミードリンクバーなら、まだ数軒残っています。

    朝鮮戦争やベトナム戦争当時という、どぶ板がいちばん賑わいだ頃の記録はみつかりませんね。その時代を知っている古い店は、Tom&JACKぐらいでしょうか。

    よくマスコミに出てくるGorgesとかは、典型的な「いまの外人バー」だと思いますが、佐世保からの移住組世代ですね。閉店したコットンクラブの社長(故人)に呼ばれてやってきた人達が、多角経営をはじめています。

    ビリヤードやダーツを置く「いまのどぶ板のスタイル」は、コットンクラブからはじまったといわれています。この店は船乗りの将校や下士官も出入していたのでマナーもよく、いい店でした。

    次項有
  • 2008/10/28 00:41
    鉛筆檀葉さん
    >バイミードリンクバーなら、まだ数軒残っています。
    横須賀ってスゴいところですね……。
    嘉手納基地のそばのそういうところなら行ったことありますが、神奈川にもそんなところがあったとは。
    まだまだ不勉強でした。

    次項有
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