昨年11月に 『武士道シックスティーン』(誉田哲也・文藝春秋) http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=21568 を読んで、剣道が楽しくなって、続編が出ていると知って、また借りて読みました。 磯山香織と西荻早苗。この二人が早苗の福岡への転居で離ればなれになるところから、この物語は始まります。 高校2年になった二人の少女剣士の悩み、再会、そして事件と、前作に劣らぬ展開で、剣道をやっている私としてはとても興味深く読み進めることができました。特に武士道については、考えさせられます。 そして、少女っぽくない香織の心のつぶやきがおもしろく、楽しいです。 このシリーズの単行本、紐のしおりが付いているんですけど、赤と白の二本付いています。 なかなかにくい演出ですよね! 福岡の剣道強豪校に転入したお気楽不動心の早苗は、練習方法や考え方の違いに戸惑い悩む。一方、武蔵オタクの香織は後輩指導に精を出し、旧友をいじめから救う。2人は夏のインターハイで再会を果たすが、香織はかつて自分を負かした相手と親しくする早苗に、裏切られたと感じてしまう。互いを思いつつすれ違う2人。剣道とスポーツ、武道と暴力の狭間で2人は、目指す剣道に辿り着けるのか。 (文藝春秋ウェブサイトより) 文藝春秋ウェブサイトでは、立ち読みができます! http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detai…4163271903 『武士道セブンティーン』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163271902?ie=UT…4163271902 ★★★★☆ |