短編集です。しかも、時代小説。 「鬼ごっこ」「雪間草」「寒い灯」「疑惑」「旅の誘い」「冬の日」「悪癖」「花のあと」 どれも、興味深い物語です。 最初、ん?ちょっと読みにくいなと、久しぶりに手にした時代小説に抵抗感があったものの、いったん読み始めると、おもしろいですねぇ。 始めにタイトルにもなっている「花のあと」から読み始めて、あまりおもしろくなかったらこれだけ読んで終わりにしようと思ったのですが、読んでいくうちにおもしろくなり、結局全部読んでしまいました。 最近よく見る、短編集だけど、登場人物が関連している、といったものではなく、まったく別々の物語です。 「花のあと」は最近、映画化されています。 『花のあと』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167192233?ie=UT…4167192233 ★★★★☆ |