警視庁特殊犯捜査係(SIT)に所属する対照的な二人の女性警察官、門倉美咲巡査と伊崎基子巡査。 この物語は彼女たちの活躍と、それぞれの描写がメインですが、彼女たちを取り巻く刑事たちの様々な思惑や警察組織ならではの苦悩が、とても細かく描かれています。
ただ、一部の描写はとてもグロテスク。苦手な人にとっては、飛ばして読むしかありません。 飛ばしたからといって、ストーリーを追えなくなることはないので、そこは著者の単なる趣味なのでしょうか。
怖ろしい描写は、それを読んでいる読者も気分を落ち込ませますが、それでも次が気になり読み進めてしまうのは、怖いもの見たさなのでしょうか。
『ジウ〈1〉—警視庁特殊犯捜査係』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122050820?ie=UT…4122050820
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