『椿山課長の七日間』 原作は浅田次郎。 デパートに勤務する西田敏行扮する椿山課長はバーゲンで大忙しの中、倒れて突然死してしまいます。椿山が目を覚ました場所は天国と地獄の中間に位置する“中陰役所”でした。 ここでは「天国行き」か「地獄行き」かの審判を下されるのですが、特別に事情があると判断された者は、初七日の間だけ現世に戻ることが許されます。 ちょっと現実離れした、出だしですが、どんどん引き込まれていきます。 西田敏行が伊東美咲に姿をかえて現世に戻されるのも、最初は無理があると思いつつも、 ちょっとうらやましかったりして・・・。(^_^;) 「死」という重くなりがちなテーマが、ユーモラスに描かれています。 そして、意外な展開に驚きながらも、やはり涙を流してしまいます。 お薦めです。 ★★★★★ |