山崎豊子の同名小説を原作とした映画です。「登場人物、各機関・組織などを事実に基づき小説的に再構築したフィクション小説」であり、それを原作としたフィクション映画ということですが、日航ジャンボ機墜落事故などがモデルとなっていて、実際の事件やできごとが描かれているようです。 長時間の映画で、途中に10分間の休憩が入ります。DVDでも! 労働組合の委員長として会社側と戦った、実直で筋を通すために損をしている恩地元(渡辺謙)。そして、副委員長として恩地とともに会社側と戦ったが会社側に取引を持ちかけられ、エリートコースを歩む行天四郎(三浦友和)。この二人を中心にストーリー展開されますが、会社再建のため総理に要請された会長となった国見正之(石坂浩二)についても、時間を割いています。 恩地の妻、りつ子(鈴木京香)は、夫の身の回りの世話をし、夫を支え、子どもたちを育てている典型的な日本女性という感じですが、このような女性が今の時代でもいるのかと、ちょっと疑問です。 飛行機が写るシーンは、さすがに日本航空の協力がもらえなかったようで、CGだそうです。このため、そういうシーンだけはちょっと違和感がありますね。 公式サイト http://shizumanu-taiyo.jp/ DVD(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0037X4YV8?ie=UT…B0037X4YV8 ★★★★★ |