「病棟こぼれ話」という副題も付いています。 看護婦(「看護師」と呼ぶようになる前のころに書かれたようです。古本屋で見つけたので・・・。)さん向けの雑誌に連載されていたということで、こぼれ話というより人生訓みたいなものが多く書かれています。 毎日、人の命を助けるため、尽力されている看護師の皆さんが、仕事の中で悩み、壁にぶち当たったとき、ドクター浜辺がちょっとした助言をします。 そして、ベテランでも悩むものだという彼の言葉は、新人の看護師さんたちにすんなりと受け入れられるように思います。 例えば、 「何も小難しい理屈を言い、知識をひけらかすのが専門家なのではない。専門的な知識のない、それでいて和がままこの上ない、本当に困っちゃう患者や家族に、伝えたいことを確実に伝えて、そしてそれを理解させていく、そうできるのが本当の専門家であり、そこがプロとしての腕の見せどころなのである。」 医師や看護師に限らず、仕事をするものすべてに当てはまりますね。 プロとして、私も見習わなければなりません。 http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%…y=13&Go=Go ★★★★☆ |