ご紹介のお話、ずっと聞きたかった事です!
連載?!楽しみにしています〜。
こどもがつくるまち「ミニヨコハマシティ」 今年も開催が近づいてきました。 http://sns.yokohama150.jp/community.php?bbs_id=59 http://miniyokoha.exblog.jp/ そこで、3月末まではミニヨコに関する内容で私のブログを綴っていきたいと思います。 と、言いながらまずは引用で始めたりして・・・(^^;;。 これは昨年3月に行った初ミニヨコに関して、10月にシンポジウムを行った際に配布したレポートの一部です。 そのはじまりのきっかけが描かれていますので、まずはお読みくだされ。 ミニヨコハマシティ研究会ができるまで 大貫由佳 ◆ミニシティとの出会い 最初に、私がミニシティの元祖たる「ミニミュンヘン(注1)」の存在を知ったのは、直属の上司である杉山係長から、選挙の広報誌『私たちの広場(注2)』を見せてもらったことによります。ちなみに、私は中区総務課統計選挙係に所属しており、区の選挙管理委員会事務局を兼務しています。子どもたちの子どもたちによる子どもたちのための遊びの都市、それがミニミュンヘンでした。そこでは子ども達が、ただ大人がお膳立てしたイベントに参加しているのではなく、企画・運営を担っていました。「なんて楽しそうなんだろう。自分自身が子どもだったらよかったのに」というのが第一印象でした。 インターネットで調べてみると、国内でもミニさくら、ミニいちかわ、こども四日市など先行例があることを知りました。ミニシティは、自分の住むまちへの愛着、自分やまちの将来を考える力、自分たちの手で未来は作っていこうという気持ち…それらを育む可能性を十分に秘めています。そこで、「ミニ中区」をやってみようという話になり、各ミニシティの情報を集めてみたり、国内の先行ミニの関係者に連絡をとってみたりと動き出してみました。しかし、実現には多くの大人の協力が必要であり、それも簡単には集められず、道のりは遠いものと実感させられました。 ◆ステップアップ研修「企画力研修」 そんな状況の折、平成18(2006)年8月2日と4日に行われた市職員対象のステップアップ研修「企画力研修」に参加しました。その事前課題に「もし、今の仕事を踏まえて企画を立てるとしたら、どんな企画を立てますか?」というものがあり、私は、「ミニ中区」の実施を提案しました。 研修では、参加者各々が用意してきた提案が5つに絞られました。そのなかに「ミニ中区」が「横浜におけるミニシティ」へと変化して採用されます。2日目最終のプレゼンタイムに向けて、チームごとに策を練るのですが、このときの「ミニヨコ」チームのメンバーは私を含めて若手5人衆でした。ワークの中で、横浜におけるミニシティは「ミニヨコハマ」と命名されます。研修合間の日にもメンバーどうしで情報交換をし、2日目に向けての準備をしてと、かなり力を入れて取り組みました。その甲斐あってか、最後のプレゼンでは5チーム中最高得点を修め、5人衆は「来年のアントレプレナーシップに提案しよう!」という意見の一致をみて解散したのでした。他チームの方も帰りがけに「すごく楽しそう」「実施できたらいいね」と声をかけてくださり、爽快な終了を迎えることができました。 なお、ワークでの話し合いにおいて「ミニヨコハマ」は行政だけでやれるものではないという話になり、プレゼンは、事業主体になってくれるNPOを募るべく、子どもに関する事業に興味のあるNPOを集めた説明会という設定で行いました。 研修後、職場に戻り、杉山係長に研修内容を報告したのですが、今思えば、このことはひとつのポイントだったと思います。 (つづく~~~) (注1)「ミニ・ミュンヘンは、7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、ドイツのミュンヘン市ですでに20年の歴史があります。この都市の市民権を得るためには、まず少しだけ仕事と学習が必要です。市民権を得た後は、自由に自分の好きな仕事を見つけて働くと、「ミミュ」というお金がもらえます。このお金で映画を見たり、食事ができます。仕事の種類は「大きな都市」と全く同じで、コックさん、タクシー運転手、花屋さん、デパートの店員、デザイナー、アナウンサー、新聞記者、教員、そして公務員や議員さん、市長さんなどたくさんの仕事あります。この「小さな都市」で子どもは時間を忘れて、「遊び」「働き」「学び」ます。楽しいから毎日来ます。子どもにとっては、遊ぶことと働くことの違いは全くありません。」(「ミニ・ミュンヘン研究会」ホームページより引用 http://www.mi-mue.com/about/about_mm.html ) (注2)(財)明るい選挙推進協会発行、2005年、第285号 |