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2007年07月11日(水) 

試験運用開始から3ヵ月以上が経過した「ハマっち!」の今後の展開について意見交換を行う公開トークセッション「SNSは地域活性化の役に立つのか?」が7月8日、ZAIM別館で行われ、ハマっちユーザーら約30人が参加した。


国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員で地域SNS研究会事務局の庄司昌彦さんが地域SNSの現状を解説。
現在、全国に250以上あると言われる地域SNSだが、シニア層はハマると徹底的に深く使っていくという。20、30代の運営が中心たが、これからの高齢化社会を見据えると、シニア層にどう利用してもらうかは重要な課題。基本的な操作をレクチャーしている地域SNSもあるとのことで、参考になった。

今後、さらに増えることが確実な地域SNSだが、目的の明確化やSNS同士の連携により、淘汰されることになりそうだ。

横浜市民メディア連絡会事務局長の原総一郎さんは、ブログとSNSの違いを説明。ブログがあるテーマに沿って意見表明をすることが多いのに対し、SNSは個人の日記に代表されるような感情的な部分が大きいという。地域SNSではある問題に対して賛成、反対の議論が巻き起こり、収集がつかなくなった挙句、片方の人がSNSから脱退したことで、それまでの議論が分からなくなってしまったという事例も紹介された。

また、地域SNSの適切な利用者数にも話は及び、SNS「ひょこむ」主宰の和崎宏さんは「1000人くらいが一番楽しい、それ以上になると『知り合いの知り合い』というような全く知らない人が入ってきて、ルールが乱れることがある」と述べていた。

終了後は参加者が名刺交換を行い、情報交換も盛んだった。


今後は淘汰が進む地域SNSだが、ハマっち!は地域+市民活動という明確なビジョンを示しており、その方向で進めていけば、もっともっと可能性が広がるツールだと改めて実感した。
今後、利用者が増えた際の秩序維持などの課題はあるが、試験運用でビジョンと参加者の熱意ははっきりしたと思う。
その熱意は同日開幕し、会場隣の横浜スタジアムで行われた高校野球に負けないものがあるだろう。


私としては、メディアとSNSの連携を考えなくてはいけないが、まだまだ見えない部分が多く、和崎さんに言われた「どんどん使って遊んでくださいよ」という言葉の通り、使い込んでいきたいと思う。

閲覧数6,214 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2007/07/11 21:50
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