自分自身が、どんな生中継をやってくれると有難いかなと思っていた一つが、講演会やシンポジウムの生中継でした。京都メディフェスも、交通費や宿泊代を5万円かけて行ける人はごく少数ですよね。行きたくても行けない人のための擬似参加できる生中継は、「必要」だと思っています。 もう一つの鍵は、私が学生だった頃、よく聞いていたラジオの深夜番組です。深夜に一人寂しく受験勉強をしている身にとって、同じ時間に起きていて、投書を読み上げて語りかけてくれるパーソナリティの存在は、一人じゃないんだと励まされる思いでした。 そんな、時間や思いを共有できる生中継番組を作りたいです。 赤レンガでのエイゾーンや名古屋の七夕三日間生中継、以前地元でやった芸術祭一日生中継の良さは、生中継を見た人が、「行ってみよう」と思い、実際に「参加」出来ることにあります。ずっとその場でやっているという強みです。 イベント性、ゲーム性を持たせることもできます。 昔やったのは、フォックス・ハンティング(鬼ごっこ)。生中継カメラを持ったフォックス(鬼)が街中を逃げ回り、その映像から、今、鬼は何処にいて何処に向かっているかを推測し、追いかけ・待ち伏せして、デジカメで写し取ります。 「リアルタイムわらしべ長者」も生中継向きですね。 |