テレビで言えば視聴率、新聞だと発行部数に相当するのがwebページのアクセス数なんですが、あくまでひとつの目安として考えたほうがいいようです。
まず、数さえ多ければいいのか? という根本的な話。
そして数字の水増しの問題です。
アクセス数を多くみせたいために、同じ人が何回もアクセスしたり、サイト内のページを循環して閲覧した数も全て「アクセス数」に入れてしまうこともあるようです。
コンピューター操作で、任意のサイトに発信元を代えてアクセスして、アクセス数を増やしたりすることもできます。
今回の「ユニーク」という表記の数は、同一人物でない、新しい人がアクセスしただけの数字です。スティッカムの資料ですから間違いないでしょう。
この数をどうみるかですが、スティッカムがトップページに載せてくれたこともあり、スティッカムにアクセスするスティッカムの会員の多くが見てくれたのでしょう。
世界会議を見たいと思って意識的にみた人はどのくらいいるのでしょう?
もっと早く世界会議のサイトで告知していればよかったのにと、悔やまれます。
生中継の目的が、新規開拓という拡がりなのか、既存メンバー結束強化の深まりなのかによって、その内容・見せ方も変えたほうがいいでしょう。
今回の場合、コンサートは万人向けでしたが、シンポジウムは本当に興味ある人しか見ないでしょう。会場移動生中継は、9条世界会議をはじめて知った人にもその雰囲気を伝えられて良かったと思います。
同じ時期に、極右翼のサイトが、街頭での反中反胡錦濤行動をスティッカムで生中継して2万アクセスほどあったようです。2万の数字の内容は疑問ですが、現場からリアルタイムで放送するという「生中継」の効果的な使い方として注目していいと思います。